都立入試で+5点!【世界地理③資源・工業編】問題作成者の心の声を聞け!

学習

都立高校入試の社会で、何とかあと5点プラスさせたい!

もしそう悩んでいるのなら、きっとこのブログ記事があなたの力になるはずです。

社会で思うような点数を取れない大きな原因は以下の2つです。

しかし、それは当然なことです。

都立高校入試(地理問題)で得点するために必要な基本事項を、的確にまとめてくれている問題集や参考書って、じつはあまりないんです。

また、
都立高校入試(地理問題)の問題作成者の思いなんて、だれにも教えてくれないんです。

そのため、
多くの受験生がただ単語を暗記し、ただ資料を眺めています。しかし、それでは都立高校入試の地理分野で高得点を取ることはできません。これは、高得点を目指す上で非常に深刻な問題です。

そこで、現役塾長である私が、問題作成者に代わってその「心の声」を代弁することにしました。

もちろん、私たちが入試問題を作成した方と直接話をしたわけではありません。しかし、問題を見れば、問題作成者たちの思いは簡単に理解することができます。

そこで
この記事では、問題作成者の思いを、できるだけ分かりやすく、短い言葉でまとめています。

塾長
塾長

「作問者は、資料のどこを見て正解してほしいのか」
この「裏側」を知るだけで、君たちの解法は劇的に変わるんだ。

この記事で公開する一問一答は、単なる知識の確認ではありません。
何度も繰り返し解くことで、都立高校入試を攻略するための「完璧な土台」が脳に作り上げられるよう作成しています。

本気でプラス5点を取りたいなら、何度も何度もこの記事の問題を繰り返し解いて下さい。

さあ、それでは一緒に、問題作成者の思いを確認しに行きましょう!

  1. 第1部:この国がいればこの資源!「統計ランキング」の鉄則
      1. Q1: 統計の1位・2位が「オーストラリア」と「ブラジル」のペアなら、どの資源か?
      2. Q2: 統計で1位「中国」がダントツで、2位以下にインド、インドネシア、オーストラリアが並ぶ資源は?
      3. Q3: 統計でアメリカ、サウジアラビア、ロシアが1位を争い、上位に「中東の国々」が並ぶ資源は?
      4. Q4: 統計で南米の「チリ」が1位を独走している資源は?
      5. Q5: 統計で1位「中国」だが、ロシアや南アフリカ共和国が上位に食い込んでいる、貴重な金属の総称は?
      6. Q6: 統計で「オーストラリア」や「ギニア」が上位の、アルミニウムの原料となる鉱石は?
      7. Q7: 統計でアメリカ、ロシアに次いで、中東の「カタール」や「オーストラリア」が上位にいる資源は?
      8. Q8: 統計で「南アフリカ共和国」が世界有数の生産量を誇る、宝飾品や通貨の裏付けになる鉱物は?
      9. Q9: 統計で「ロシア」が世界1位を争い、自動車の排ガス浄化装置などに使われる貴金属は?
      10. Q10: 統計で「アメリカ合衆国」が1位になり、かつてはサウジアラビアが独走していたエネルギー資源は?
      11. Q11: 統計で「中国」が圧倒的なシェアを持ち、太陽光パネルの原料などにも使われる資源は?
      12. Q12: 統計で「メキシコ」や「ペルー」などの銀山がある国が上位に来る資源は?
      13. Q13: 統計で1位「中国」、2位「日本」、3位「インド」が並ぶ、工業製品の材料となる金属は?
      14. Q14: 統計で1位「中国」、2位「アメリカ」、3位「日本」が並ぶ、現代文明に欠かせないエネルギーは?
      15. Q15: 統計で1位「中国」、2位「アメリカ」が並び、近年「現地生産」が加速している製品は?
  2. 第2部:場所と資源を直結!「世界地図」の指名手配
      1. Q16: オーストラリアの地図で「北西部」を指していたら、採れる資源は何?
      2. Q17: オーストラリアの地図で「東部」を指していたら、採れる資源は何?
      3. Q18: ブラジルの地図で、南東部の山間部を指して採れる資源は?
      4. Q19: 中国の「沿岸部(南東部)」にある、海外資本を呼ぶための地域(経済特区)はどこ?
      5. Q20: 中東の「ペルシャ湾」周辺。ここに世界の埋蔵量が集中している資源は?
      6. Q21: アメリカの「メキシコ湾岸(南部)」で盛んな工業は何?
      7. Q22: アメリカの「五大湖周辺」から「ピッツバーグ」にかけて、かつて盛んだった工業は?
      8. Q23: アメリカのサンフランシスコ近郊、「シリコンバレー」で盛んな産業は?
      9. Q24: ドイツの「ルール地方」を指して、歴史的に発展した工業の理由は?
      10. Q25: ロシアの「西シベリア」平原。ここからパイプラインでヨーロッパへ送られる資源は?
      11. Q26: インドの「バンガロール(南部)」を指して、世界中から仕事が集まる産業は?
      12. Q27: チリのアンデス山脈、世界最大の「チュキカマタ」などで採れる資源は?
      13. Q28: マレーシアやシンガポールがある「マラッカ海峡」。ここを通過する日本の船が運んでいる主役は?
      14. Q29: 中国の「東北部(旧満州)」、アンシャン周辺で盛んな工業は?
      15. Q30: 日本の「瀬戸内工業地域」を指して、沿岸に工場が並ぶ最大の理由は?
  3. 第3部:理屈で勝負!「なぜそこに工場があるのか」
      1. Q31: アルミニウムの精錬工場が、ボーキサイトの産地ではなく、わざわざ「カナダ」にある理由は?
      2. Q32: 自動車工場が、部品を作る工場と同じ地域に集まって(集積して)作られる理由は?
      3. Q33: 衣類やスマートフォンの組み立て工場が、東南アジアや中国に多い最大の理由は?
      4. Q34: パン工場やビール工場が、原材料の産地ではなく「大都市の近く」にある理由は?
      5. Q35: 中国が「世界の工場」となった地理的要因。安い労働力の他に、沿岸部に工場を集めた理由は?
      6. Q36: 1970年代から韓国・台湾・香港・シンガポールが急速に工業化した。これらをまとめて何と呼ぶ?
      7. Q37: ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国。これら成長著しい5カ国を何と呼ぶ?
      8. Q38: 先進国の企業が人件費を求めて海外へ工場を移し、国内の産業が衰退することを?
      9. Q39: iPhoneのように、アメリカで設計し、日本で部品を作り、中国で組み立てる形を?
      10. Q40: 発展途上国が原材料の輸出に頼るのではなく、自国で製品を作って売ることを目指す経済を?
  4. 第4部:日本の輸出入!「エネルギーと貿易」の命綱
      1. Q41: 日本が輸入する「原油(石油)」の約9割を占める、特定の地域はどこか?
      2. Q42: 日本の「天然ガス(LNG)」の輸入相手国。1位を争うオセアニアの国はどこか?
      3. Q43: 日本の「鉄鉱石」の輸入相手国。1位・2位のペアを答えよ。
      4. Q44: 日本の「石炭」の輸入相手国。1位オーストラリア、2位はどこか?
      5. Q45: 日本の「貿易相手国」ランキング。輸出も輸入も1位・2位を争うペアは?
      6. Q46: 日本が中国から輸入する製品の中で、近年「衣類」を抜いて1位になった品目は?
      7. Q47: 日本の「エネルギー自給率」はおよそ何%か?
      8. Q48: 日本の発電構成において、東日本大震災以降、利用割合が急増した火力燃料は?
      9. Q49: 日本の輸出品目。かつての「繊維」や「鋼鉄」から代わって、現在まで不動の1位を守る製品は?
      10. Q50: 日本が輸出する製品の中で、自動車に次いで金額が大きい「機械」の部品は?
      11. Q51: 近年、日本が「レアメタル」の輸入先を中国以外(カザフスタンなど)に広げようとする理由は?
      12. Q52: 日本の輸出相手国で、1位中国、2位アメリカに次いで、地域として重要なのは?
      13. Q53: 日本の貿易において、輸出額より輸入額が多くなってしまう「貿易赤字」の最大の原因は?
      14. Q54: 日本が「鉄鋼」や「化学製品」を多く輸出している、成長著しいアジアの隣国は?
      15. Q55: 日本の輸入ランキング。かつての「原油」1位から代わって、現在金額ベースで1位になるのは?
      16. Q56: 日本がドイツやスイスから多く輸入している、高度な技術が必要な製品は?
      17. Q57: オーストラリアからの輸入品。「鉄鉱石」「石炭」「天然ガス」に次いで、4位によく入る資源は?
      18. Q58: 日本がサウジアラビアやUAEへ輸出している、砂漠地帯で欠かせない輸送手段は?
      19. Q59: 貿易統計で、輸出入ともに「中国」の割合が増え続けているグラフ。これを何と呼ぶ?
      20. Q60: 地理の資源・工業問題を解く際、最後に確認すべき「正しい手順」は?
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第1部:この国がいればこの資源!「統計ランキング」の鉄則

Q1: 統計の1位・2位が「オーストラリア」と「ブラジル」のペアなら、どの資源か?

A: 鉄鉱石

【作問者の一言】
1位・2位がこの2国なら、迷わず鉄鉱石を指名手配しろ。鉄鉱石は「安定陸塊」という、大昔から地震が起きていない平らな大地で採れるのが特徴だ。作問者は、オーストラリアの北西部やブラジルのイタビラ鉄山といった具体的な「場所」とセットで出すのが大好きだ。ランキングに中国が入っていても、上位2国がこのペアなら鉄鉱石で確定だぞ。


Q2: 統計で1位「中国」がダントツで、2位以下にインド、インドネシア、オーストラリアが並ぶ資源は?

A: 石炭

【作問者の一言】
石炭は「古期造山帯(古い山脈)」の周辺で採れる。1位の中国は、自分の国で使うために猛烈な量を掘っているんだ。ポイントは、石油(産油国)とは顔ぶれが全く違うことだ。ランキングにインドネシアやオーストラリアといった「アジア・オセアニア勢」が多ければ、それは石炭のデータだと断定しろ。


Q3: 統計でアメリカ、サウジアラビア、ロシアが1位を争い、上位に「中東の国々」が並ぶ資源は?

A: 原油(石油)

【作問者の一言】
「新期造山帯(新しい山脈)」の周辺、特にペルシャ湾周辺に集中している。以前はサウジアラビアが1位だったが、最近はシェールオイル革命でアメリカが1位になることも多い。1位がどこであれ、上位にサウジ、UAE、イラクといった「中東の国名」がセットで入っていれば、それは100%石油だ。


Q4: 統計で南米の「チリ」が1位を独走している資源は?

A: 銅(銅鉱石)

【作問者の一言】
チリが出たら「銅」これは入試における絶対の約束事だ。チリ1国で世界シェアの約3割を占めているから、グラフの棒が1つだけ飛び抜けて長ければ、それはチリの銅だ。電気を通しやすい性質から、ハイテク産業や電気自動車(EV)の需要と絡めて記述問題にするのが、我々作問者の最近の流行りだぞ。


Q5: 統計で1位「中国」だが、ロシアや南アフリカ共和国が上位に食い込んでいる、貴重な金属の総称は?

A: レアメタル(希少金属)

【作問者の一言】
特定の国に埋蔵が偏っているのが最大の特徴だ。作問者は特定の国に頼りすぎると供給が止まるリスクがあるという記述を書かせたいためにこのデータを出す。中国のシェアが圧倒的に高いグラフを見たら、レアメタルを疑え。リチウムやコバルトなど、スマホの電池に使われる背景も知っておけ。


Q6: 統計で「オーストラリア」や「ギニア」が上位の、アルミニウムの原料となる鉱石は?

A: ボーキサイト

【作問者の一言】
熱帯の土壌に含まれるため、ギニアジャマイカブラジルといった暑い国がランクインするのが特徴だ。作問者はここからアルミニウムを作るには膨大な電力が必要なため、電気の缶詰と呼ばれるという理屈へ繋げたがる。原料の統計と、製品の統計をわざと混ぜてひっかけてくるから注意しろ。


Q7: 統計でアメリカ、ロシアに次いで、中東の「カタール」や「オーストラリア」が上位にいる資源は?

A: 天然ガス(LNG)

【作問者の一言】
石油とセットで採れることが多いが、カタールやオーストラリアの存在が大きなヒントになる。2011年の震災以降、日本の火力発電での需要が爆発的に増えた。作問者は石油に比べて二酸化炭素排出量が少ないという環境面のメリットを答えさせるために、この資源を主役に抜擢するんだ。


Q8: 統計で「南アフリカ共和国」が世界有数の生産量を誇る、宝飾品や通貨の裏付けになる鉱物は?

A: 金(ゴールド)

【作問者の一言】
アフリカ大陸の南端、南アフリカ共和国は資源の宝庫だ。金やダイヤモンドの統計で必ず名前が出てくる。作問者は、この国を指して鉱産資源の輸出に頼るモノカルチャー経済からの脱却というテーマで問題を作ることがある。特定の資源に頼るリスクを考えさせる導入として使われるぞ。


Q9: 統計で「ロシア」が世界1位を争い、自動車の排ガス浄化装置などに使われる貴金属は?

A: パラジウム(プラチナ類)

【作問者の一言】
レアメタルの中でも、ロシア南アフリカの2国でほとんどを占める特殊な資源だ。作問者は特定の国(ロシア)が輸出を止めると世界の生産が止まるという供給不安の資料としてこれを出してくる。マニアックに見えるが、最新の世界情勢とリンクしやすい資源なので要チェックだ。


Q10: 統計で「アメリカ合衆国」が1位になり、かつてはサウジアラビアが独走していたエネルギー資源は?

A: 原油(石油)

【作問者の一言】
重要なのは順位の入れ替わりだ。シェール層という固い岩盤から石油を掘り出す技術が普及したため、アメリカが産油国としてトップに躍り出た。作問者は、この最新の統計変化を見せてアメリカのエネルギー自給率が向上した理由を答えさせたいんだ。


Q11: 統計で「中国」が圧倒的なシェアを持ち、太陽光パネルの原料などにも使われる資源は?

A: レアアース(希土類)

【作問者の一言】
レアメタルの一種だが、特に中国の独占が激しい。作問者は、中国がこれを外交のカードとして使っているニュースを背景に、輸入先の分散(多角化)の必要性を説かせる問題を作るのが大好きだ。中国のシェアが8割〜9割という異常なグラフを見たらこれだ。


Q12: 統計で「メキシコ」や「ペルー」などの銀山がある国が上位に来る資源は?

A: 銀

【作問者の一言】
歴史問題(石見銀山やポトシ銀山)と結びつけて、今の統計でも中南米が強いことを示してくる。メキシコやペルーという国名がランクインしていたら、迷わず銀を選択しろ。歴史的背景と現代の統計の一致を問う、作問者お気に入りのパターンだ。


Q13: 統計で1位「中国」、2位「日本」、3位「インド」が並ぶ、工業製品の材料となる金属は?

A: 粗鋼(鉄鋼)

【作問者の一言】
これは「掘り出した石」ではなく「工場で作った製品」の統計だ。鉄鉱石(豪・ブラジル)とはランキングが全く違う。1位中国、2位日本という並びは、工業力の象徴だ。作問者は「原材料を輸入して製品を作る」という加工貿易の姿をここから読み取らせるぞ。


Q14: 統計で1位「中国」、2位「アメリカ」、3位「日本」が並ぶ、現代文明に欠かせないエネルギーは?

A: 電力(発電量)

【作問者の一言】
国の経済規模にほぼ比例する統計だ。作問者は、ここから「何を使って発電しているか(石炭か天然ガスか)」という内訳(電源構成)の問題に繋げてくる。日本が世界有数の電気大国であることを知っているか問いたいんだ。


Q15: 統計で1位「中国」、2位「アメリカ」が並び、近年「現地生産」が加速している製品は?

A: 自動車

【作問者の一言】
以前は日本が輸出1位だったが、今は中国が生産・輸出ともに世界を圧倒し始めている。作問者は、この日本のシェア低下と、中国のEV(電気自動車)シフトという最新の動きをグラフで読み取らせる問題を作ってくるぞ。


第2部:場所と資源を直結!「世界地図」の指名手配

Q16: オーストラリアの地図で「北西部」を指していたら、採れる資源は何?

A: 鉄鉱石

【作問者の一言】
オーストラリアは場所によって資源が完全に分かれている。北西部の乾いた大地は鉄鉱石だ。作問者は、地図上の「西」を指して「石炭」と答えさせるひっかけを頻繁に仕掛けてくる。北西部=鉄東部=石炭。この左右の棲み分けは、オーストラリア問題の生死を分けるぞ。


Q17: オーストラリアの地図で「東部」を指していたら、採れる資源は何?

A: 石炭

【作問者の一言】
東部にはグレートディバイディング山脈という古い山脈がある。そこに石炭が眠っているんだ。日本はこの東部の港から大量の石炭を船で運んでいる。地図でシドニーやブリスベンの近くを指していたら、迷わず石炭を選べ。東側は雨が多く、西側は乾燥しているという気候の知識ともリンクさせろ。


Q18: ブラジルの地図で、南東部の山間部を指して採れる資源は?

A: 鉄鉱石

【作問者の一言】
ブラジルは農業だけじゃない。南東部の山イタビラ鉄山など)を削って、大量の鉄鉱石を世界中に売っているんだ。ここから輸出された鉄鉱石が、日本の製鉄所で自動車の鋼板に変わる。地図でブラジルの右下(人口密集地)を指していたら、鉄鉱石のサインだ。


Q19: 中国の「沿岸部(南東部)」にある、海外資本を呼ぶための地域(経済特区)はどこ?

A: シェンチェン(深セン)、アモイなど

【作問者の一言】
都市名を特定させる問題が頻出だ。作問者は「なぜ沿岸部なのか?」と問い、「海外から原材料を運びやすく、製品を輸出しやすいから」という輸送のメリットを答えさせたい。香港のすぐ隣にあるシェンチェンの場所は、地図上で絶対に見逃すな。


Q20: 中東の「ペルシャ湾」周辺。ここに世界の埋蔵量が集中している資源は?

A: 原油(石油)

【作問者の一言】
砂漠の地図で、サウジアラビア、イラン、イラクに囲まれた海(ペルシャ湾)を指していたら、そこは世界最大の石油供給源だ。ここから日本へ向かう巨大なタンカーの航路ホルムズ海峡など)とセットで、エネルギーの安全保障を考えさせるのが定番だぞ。


Q21: アメリカの「メキシコ湾岸(南部)」で盛んな工業は何?

A: 石油化学工業

【作問者の一言】
テキサス州のヒューストン周辺だ。石油が採れる場所で、そのままプラスチックや化学製品を作る。「原料の産地=工場の場所」という立地の理屈を、アメリカの地図を通して答えさせたいんだ。宇宙産業(NASA)とセットで出されることもあるぞ。


Q22: アメリカの「五大湖周辺」から「ピッツバーグ」にかけて、かつて盛んだった工業は?

A: 鉄鋼業(重工業)

【作問者の一言】
近くで石炭と鉄鉱石が両方採れたため、巨大な製鉄所が集まった。作問者は、最近はここが「ラストベルト(さびついた地帯)」と呼ばれて衰退し、工業の中心が南部の「サンベルト」へ移動したという、新旧の対比を地図問題のネタにする。


Q23: アメリカのサンフランシスコ近郊、「シリコンバレー」で盛んな産業は?

A: ICT(情報通信技術)産業

【作問者の一言】
以前は「半導体」だったが、今は「IT・ソフト・AI」の拠点だ。作問者は、近くに有名大学があることをヒントに出し、「産学連携(大学と企業が協力する)」というキーワードを書かせようとする。サンフランシスコの場所を地図で指せるようにしておけ。


Q24: ドイツの「ルール地方」を指して、歴史的に発展した工業の理由は?

A: 近くで「ルール炭田(石炭)」が採れたから

【作問者の一言】
ヨーロッパ最大の工業地帯だ。作問者は、ライン川という「川の輸送」と、足元の「石炭」を組み合わせて工業が発展した歴史を問う。最近はここが環境重視のハイテク工業へ転換している様子をグラフで見せてくるぞ。


Q25: ロシアの「西シベリア」平原。ここからパイプラインでヨーロッパへ送られる資源は?

A: 天然ガス

【作問者の一言】
世界最大の天然ガス産地だ。作問者は、ロシアがヨーロッパに対して「ガスを止めるぞ」と外交の武器に使っているニュースを背景に、エネルギー依存の怖さを教えたいんだ。パイプラインの線が地図に描かれていたら天然ガスだと思え。


Q26: インドの「バンガロール(南部)」を指して、世界中から仕事が集まる産業は?

A: IT(ソフトウェア開発)

【作問者の一言】 「インド=農業」という古いイメージを捨てろ。英語が堪能で数学に強い優秀な人材が、アメリカのIT企業を支えている。作問者は、アメリカとインドの「時差」を利用して、24時間体制で開発が進んでいるという効率性を答えさせるぞ。


Q27: チリのアンデス山脈、世界最大の「チュキカマタ」などで採れる資源は?

A: 銅

【作問者の一言】
地図でチリの細長い国体の、特に北部の山岳地帯が指されていたら銅だ。これ1本で外貨を稼いでいる様子を「モノカルチャー経済」の例として出すこともある。銅は電気をよく通す。ハイテク産業に不可欠な資源であることをデータから読み取れ。


Q28: マレーシアやシンガポールがある「マラッカ海峡」。ここを通過する日本の船が運んでいる主役は?

A: 原油(石油)

【作問者の一言】
地図上でマレー半島とスマトラ島の間の狭い海路がマークされていたら、それは日本の「エネルギーの生命線」だ。中東から石油を運ぶタンカーがここを通る。ここが封鎖されたら日本の経済は止まるという、地政学的な重要性を問うぞ。


Q29: 中国の「東北部(旧満州)」、アンシャン周辺で盛んな工業は?

A: 鉄鋼業

【作問者の一言】
近くにアンシャン鉄山フーシュン炭田があった。原料が揃っている場所に工場を建てる「原料立地型」の典型例だ。作問者は、ここが中国の重工業の出発点であることを教えたいんだ。最近の沿岸部の発展との対比で出されることもある。


Q30: 日本の「瀬戸内工業地域」を指して、沿岸に工場が並ぶ最大の理由は?

A: 大型タンカーが接岸しやすく、原材料の輸入に便利だから

【作問者の一言】 資源がない日本は、海沿いに工場を建てる「臨海立地型」が基本だ。作問者は、かつて製塩業だった広い跡地が製鉄所石油化学コンビナートに変わった歴史を、地図の変化として見せてくるぞ。


第3部:理屈で勝負!「なぜそこに工場があるのか」

Q31: アルミニウムの精錬工場が、ボーキサイトの産地ではなく、わざわざ「カナダ」にある理由は?

A: 水力発電などによる「安価な電力」が大量に手に入るから

【作問者の一言】 これが工業立地の最難関ロジックだ。アルミを作るにはとてつもない電気を使う。だから原料を運んででも、電気代が安い国で作る方が得なんだ。統計で「アイスランド」や「カナダ」が上位にいたら、それは100%電気代が理由だ。


Q32: 自動車工場が、部品を作る工場と同じ地域に集まって(集積して)作られる理由は?

A: 輸送コストを削減し、組み立ての効率を上げるため

【作問者の一言】
自動車は数万点の部品からできている。バラバラで作るより1箇所に集まった方が安くて早い。作問者は、豊田市デトロイトの事例を見せ、この「関連工場の集積」のメリットを書かせたい。「ジャストインタイム」という言葉とセットで狙われるぞ。


Q33: 衣類やスマートフォンの組み立て工場が、東南アジアや中国に多い最大の理由は?

A: 安くて豊富な労働力が手に入るから

【作問者の一言】
「労働力指向型」という考え方だ。手作業が多い製品は、賃金が安い国で作るのが一番利益が出る。作問者は、国ごとの「賃金格差」のグラフを見せて、工場の移転先を予想させる問題を作るぞ。


Q34: パン工場やビール工場が、原材料の産地ではなく「大都市の近く」にある理由は?

A: 鮮度が重要であり、製品にすると重くなるため、消費地の近くが有利だから

【作問者の一言】
「市場指向型」という考え方だ。小麦を運ぶより、焼いたパンを届ける方が難しい。作問者は、身近な食品を例に、なぜ工場の場所がそれぞれ違うのかという「立地の最適化」を君に考えさせたいんだ。


Q35: 中国が「世界の工場」となった地理的要因。安い労働力の他に、沿岸部に工場を集めた理由は?

A: 原材料の輸入と製品の輸出に便利な「港」があったから

【作問者の一言】
記述問題の鉄板だ。いくら安く作れても、世界に送れなければ意味がない。作問者は、わざわざ「港」を強調して、中国が世界貿易のハブになった理由を答えさせたい。内陸ではなく海沿いの経済特区が栄えた理由を「物流」の視点で書け。


Q36: 1970年代から韓国・台湾・香港・シンガポールが急速に工業化した。これらをまとめて何と呼ぶ?

A: アジアNIES(新興工業経済地域)

【作問者の一言】
日本に次いで豊かになったアジアの先駆けだ。作問者は、これらの国々の賃金が上がったために、工場がさらに安い東南アジアへ移っていったという経済の流れを聞きたがる。「賃金の上昇」と「産業の転換」をセットで理解しろ。


Q37: ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国。これら成長著しい5カ国を何と呼ぶ?

A: BRICS(ブリックス)

【作問者の一言】
広い国土、豊富な資源、巨大な人口。この3つが揃った国々だ。作問者は、21世紀の主役が先進国からこれらの新興国へ移り変わっている様子を、GDPの変化で見せてくる。「人口の多さ」が将来の市場としての魅力であることを答えさせたいんだ。


Q38: 先進国の企業が人件費を求めて海外へ工場を移し、国内の産業が衰退することを?

A: 産業の空洞化

【作問者の一言】
日本の工業が抱える最大の悩みだ。作問者は「国内の雇用が減る」「技術が伝承されなくなる」といった負の影響を記述させたい。一方で、現地の人にとっては雇用が増えるという「多角的な視点」を持っている生徒を高く評価するぞ。


Q39: iPhoneのように、アメリカで設計し、日本で部品を作り、中国で組み立てる形を?

A: 国際分業

【作問者の一言】
この「チーム世界」でのモノづくりの姿を、貿易統計の複雑な動きから読み取らせるのが現代地理の難問だ。一つの製品が完成するまでに国境を何度も越える。このグローバル化の現実を資料から読み取れ。


Q40: 発展途上国が原材料の輸出に頼るのではなく、自国で製品を作って売ることを目指す経済を?

A: 工業化(輸出指向型工業化)

【作問者の一言】
貧困から抜け出すための道だ。作問者は、タイベトナムの輸出グラフが「農産物」から「電気機器」に変わった時期を見せ、この成功を問う。「付加価値の高い製品」を売ることが国の豊かさに繋がる理屈を答えろ。


第4部:日本の輸出入!「エネルギーと貿易」の命綱

Q41: 日本が輸入する「原油(石油)」の約9割を占める、特定の地域はどこか?

A: 中東(西アジア)

【作問者の一言】
サウジアラビア、UAE、クウェート。この3国だけで日本の石油の大部分を支えている。作問者は、この「中東依存度」の高さを示す円グラフを出し、供給が止まった時のリスクを考えさせたい。中東以外からの輸入を増やす「分散」が記述のキーワードだ。


Q42: 日本の「天然ガス(LNG)」の輸入相手国。1位を争うオセアニアの国はどこか?

A: オーストラリア

【作問者の一言】
これが都立入試大問2の最強の判別ポイントだ 石油は中東だが、天然ガスはオーストラリアが最大のパートナー。ランキングで1位オーストラリアなら、石油ではなく天然ガス鉄鉱石を疑え。中東のカタールも上位に来る。相手国で資源を見分けるプロになれ。


Q43: 日本の「鉄鉱石」の輸入相手国。1位・2位のペアを答えよ。

A: 1位:オーストラリア、2位:ブラジル

【作問者の一言】
世界の生産ランキングと、日本の輸入相手ランキングが完全に一致する美しい資料だ。オーストラリアから西日本の製鉄所へ、ブラジルから東日本の製鉄所へ。ランキングの国名を見た瞬間に「鉄鋼業の原材料だ」と断定しろ。「安定陸塊」という地質用語も思い出せ。


Q44: 日本の「石炭」の輸入相手国。1位オーストラリア、2位はどこか?

A: インドネシア

【作問者の一言】
日本の火力発電を支える主役だ。ランキングで1位オーストラリア、2位インドネシア「近場のアジア・オセアニア」が並んでいたら、それは石炭の統計だ。以前は中国からも買っていたが、今は中国自身が使いまくっているから日本へは回ってこないんだ。


Q45: 日本の「貿易相手国」ランキング。輸出も輸入も1位・2位を争うペアは?

A: 中国、アメリカ合衆国

【作問者の一言】
日本の貿易はこの2国で回っている。以前はアメリカ1位が絶対だったが、今は中国が最大の貿易相手国だ。作問者はこの順位の逆転をグラフの変化として見せ、「中国との経済的な結びつきが強まった理由」を答えさせたいんだ。

【作問者の一言】 ≪さらに深掘り編≫
ちなみに、中国がアメリカを抜いた最大の理由は、「地理的な距離が近く輸送コストが安い」ことに加え、中国が単なる製造拠点から、日本の製品を大量に買ってくれる「巨大な消費市場」へと成長したからだ。記述問題では、この「近さ」「市場の変化」の2点をセットで書ければ、文句なしの満点合格だぞ。


Q46: 日本が中国から輸入する製品の中で、近年「衣類」を抜いて1位になった品目は?

A: 機械類(スマートフォン、パソコンなど)

【作問者の一言】 「中国=安い服」というイメージはもう古い。最新の統計ではスマホやPCなどのハイテク機器がトップだ。作問者は中国が「安い労働力の国」から「高度な工業国」へ進化したことを、品目の変化から読み取らせたい。


Q47: 日本の「エネルギー自給率」はおよそ何%か?

A: 約12%

【作問者の一言】
食料自給率よりもはるかに低い「危機的な数字」だ。作問者は、日本がいかに海外の資源に依存しているか、だからこそ再生可能エネルギーや省エネ技術が必要であることを、この数字から語らせたいんだ。この低さを他国と比較させる問題は頻出だぞ。


Q48: 日本の発電構成において、東日本大震災以降、利用割合が急増した火力燃料は?

A: 天然ガス(LNG)

【作問者の一言】 石油よりも燃やした時のCO2が少なく、クリーン。現在の火力発電の主役だ。円グラフで一番大きなシェアを占めているのがこれ。オーストラリアから液化(LNG)して運ばれてくる理屈とセットで覚えろ。


Q49: 日本の輸出品目。かつての「繊維」や「鋼鉄」から代わって、現在まで不動の1位を守る製品は?

A: 自動車

【作問者の一言】
日本の稼ぎ頭だ。しかし作問者は、最近は「海外の工場での現地生産」が増えたため、輸出額自体はかつてほどの勢いがないという構造の変化を、折れ線グラフで見せてくる。「産業の空洞化」という課題とセットで出されるぞ。


Q50: 日本が輸出する製品の中で、自動車に次いで金額が大きい「機械」の部品は?

A: 半導体などの電子部品

【作問者の一言】
完成品の輸出は減ったが、その中身である半導体の輸出は依然として強い。作問者は、日本の工業が高い技術力を持つ「部品メーカー」として世界を支えている姿を、輸出統計から読み取らせる。日本の強みの変化を理解しろ。


Q51: 近年、日本が「レアメタル」の輸入先を中国以外(カザフスタンなど)に広げようとする理由は?

A: 特定の国への依存による「供給停止のリスク」を分散するため

【作問者の一言】
記述問題の王道の答えだ。「リスク分散」という言葉を使わせたいんだ。聞き慣れない国名が統計に入っていたら、それは日本が必死に供給ルートを広げている証拠だと思え。経済の安全保障という視点を持って問題を解け。


Q52: 日本の輸出相手国で、1位中国、2位アメリカに次いで、地域として重要なのは?

A: ASEAN(アセアン)

【作問者の一言】
タイ、ベトナム、インドネシアなどだ。単なる「工場」ではなく、日本の製品を買ってくれる「市場」としても重要性が増している。統計グラフでASEANという文字が見えたら、日本の新たなパートナーとしての存在感に注目しろ。


Q53: 日本の貿易において、輸出額より輸入額が多くなってしまう「貿易赤字」の最大の原因は?

A: 原油や天然ガスなどの資源価格が高騰したから

【作問者の一言】
いくら車を売っても石油の値段が上がれば赤字になる。作問者は「円安」「資源高」という社会ニュースを、この貿易収支のグラフと結びつけて出題する。日本の経済が世界の資源価格に振り回されている現実を資料から読み取れ。


Q54: 日本が「鉄鋼」や「化学製品」を多く輸出している、成長著しいアジアの隣国は?

A: 韓国(または中国)

【作問者の一言】
相手国が工業化を進めるには、日本の高品質な「中間財(材料)」が必要なんだアジア諸国へ材料を売り、そこで製品が組み立てられる。この「国際分業」の連鎖を統計から読み取れ。東アジアが巨大な経済圏になっている証拠だ。


Q55: 日本の輸入ランキング。かつての「原油」1位から代わって、現在金額ベースで1位になるのは?

A: 天然ガス(LNG)

【作問者の一言】
資源価格の変動によって、石油と天然ガスが1位を争うランキングの上位が「燃料」で埋め尽くされていることが、資源小国・日本の現実だ。資料で1位が入れ替わっていても驚くな。どちらもエネルギー資源であることに気づけば正解できる。


Q56: 日本がドイツやスイスから多く輸入している、高度な技術が必要な製品は?

A: 医薬品(または精密機械)

【作問者の一言】
ヨーロッパからは安いものは来ない。高い付加価値のあるものが来る。ドイツから「化学製品(医薬品)」を大量に輸入していたら、それはヨーロッパの高度な技術を日本が買っているということだ。アジアからの輸入(機械・衣類)との違いを明確にしろ。


Q57: オーストラリアからの輸入品。「鉄鉱石」「石炭」「天然ガス」に次いで、4位によく入る資源は?

A: アルミニウム(地金)

【作問者の一言】
電気代が高い日本は、国内でアルミを作るのをやめた。その代わり、電気が安いオーストラリアで固めた「アルミの塊」を輸入しているんだ。「電気の缶詰」を輸入するという理屈を、豪州の統計から読み取れ。オーストラリアとの強い資源協力の形だぞ。


Q58: 日本がサウジアラビアやUAEへ輸出している、砂漠地帯で欠かせない輸送手段は?

A: 自動車

【作問者の一言】
石油を買う代わりに、車を売るこの「エネルギーと製品の交換」が中東貿易の基本だ。中東への輸出グラフで「機械類(自動車)」が飛び抜けていれば、それは健全な貿易の姿だ。日本車が世界の砂漠を走っている事実を知っておけ。


Q59: 貿易統計で、輸出入ともに「中国」の割合が増え続けているグラフ。これを何と呼ぶ?

A: 中国への経済的依存の深化

【作問者の一言】
もはや中国なしでは日本の生活は成り立たない。このグラフを見せて「どのようなリスクが考えられるか?」と問う。記述では「政治的対立による供給停止」「中国の景気後退の影響」を答えさせたいんだ。資料の変化から未来を予測する力を試しているぞ。


Q60: 地理の資源・工業問題を解く際、最後に確認すべき「正しい手順」は?

A: 1.資源ランキングを見る、2.産地と地形(新しい山・古い山等)を重ねる、3.日本の輸入先と結ぶ

【作問者の一言】
これがバイブルの総仕上げだ。バラバラの数字が、理屈を通して一本の線に繋がったとき、君の偏差値は爆上がりする。作問者の意図を見抜き、自信を持って正解を選べ。「なぜそこにあるのか?」に答えられるようになった君に、もう死角はない!

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