都立入試で+5点!【世界地理②農産物編】問題作成者の心の声を聞け!

学習

都立高校入試の社会で、何とかあと5点プラスさせたい!

もしそう悩んでいるのなら、きっとこのブログ記事があなたの力になるはずです。

社会で思うような点数を取れない大きな原因は以下の2つです。

しかし、それは当然なことです。

都立高校入試(地理問題)で得点するために必要な基本事項を、的確にまとめてくれている問題集や参考書って、じつはあまりないんです。

また、
都立高校入試(地理問題)の問題作成者の思いなんて、だれにも教えてくれないんです。

そのため、
多くの受験生がただ単語を暗記し、ただ資料を眺めています。しかし、それでは都立高校入試の地理分野で高得点を取ることはできません。これは、高得点を目指す上で非常に深刻な問題です。

そこで、現役塾長である私が、問題作成者に代わってその「心の声」を代弁することにしました。

もちろん、私たちが入試問題を作成した方と直接話をしたわけではありません。しかし、問題を見れば、問題作成者たちの思いは簡単に理解することができます。

そこで
この記事では、問題作成者の思いを、できるだけ分かりやすく、短い言葉でまとめています。

塾長
塾長

「作問者は、資料のどこを見て正解してほしいのか」
この「裏側」を知るだけで、君たちの解法は劇的に変わるんだ。

この記事で公開する一問一答は、単なる知識の確認ではありません。
何度も繰り返し解くことで、都立高校入試を攻略するための「完璧な土台」が脳に作り上げられるよう作成しています。

本気でプラス5点を取りたいなら、何度も何度もこの記事の問題を繰り返し解いて下さい。

さあ、それでは一緒に、問題作成者の思いを確認しに行きましょう!

  1. 第1部:農産物から国を導く(統計ランキングの鉄則)
      1. Q1: 統計に「中国」と「インド」が1位・2位で、3位以下にバングラデシュ、ベトナム、インドネシアといった「アジアの国々」だけが並んでいれば、どの農産物か?
      2. Q2: 統計に「中国」と「インド」が1位・2位だが、3位以下に「ロシア」や「カナダ」「フランス」など冷涼・乾燥した国が入っていれば、どの農産物か?
      3. Q3: 統計で「アメリカ合衆国」が圧倒的1位、2位中国、3位ブラジル。この「面積巨大国」が並ぶ農産物は?
      4. Q4: 統計で1位「ブラジル」、2位に東南アジアの「ベトナム」が急浮上していれば、どの農産物か?
      5. Q5: 統計で西アフリカの「コートジボワール」と「ガーナ」の2国が登場すれば、どの農産物か?
      6. Q6: 統計で1位が「タイ」で、2位以下にインドネシアやベトナムが並ぶ、工業原料(タイヤなど)になる農産物は?
      7. Q7: 統計で1位「中国」、2位「インド」だが、3位以下に「ケニア」や「スリランカ」が入れば、どの農産物か?
      8. Q8: 統計で「インドネシア」と「マレーシア」の2国でシェアの大部分を占める、洗剤や食品の原料となる油は?
      9. Q9: 統計で1位「ブラジル」で、砂糖や燃料(バイオエタノール)の原料となる農産物は?
      10. Q10: 統計で「アメリカ合衆国」と「ブラジル」が1位を争っている、豆腐や醤油の原料は?
      11. Q11: 生産国ランキングにアメリカ、ブラジル、アルゼンチン、オーストラリアといった「広い土地のある国」が並ぶ、肉の種類は?
      12. Q12: 統計でオーストラリアが1位で、中国が2位に入ることのある、衣類の原料となる産品は?
      13. Q13: 統計で「フィリピン」が上位で、日本への輸出も多い代表的な果物は?
      14. Q14: 統計にイタリア、スペイン、フランスが並ぶ、夏に雨が降らない気候に適した果物は?
      15. Q15: 生産量は世界1位・2位だが、人口が多すぎて輸出ランキングには上位に入らない国はどこか?
  2. 第2部:国・地域から作物を導く(地図と農業の連動)
      1. Q16: 「アメリカの五大湖周辺」からニューヨークなどの大都市近郊で盛んな、牛乳や乳製品を作る農業は?
      2. Q17: 「アメリカの西経100度線より西」の乾燥地帯を指して、最も盛んな農業は?
      3. Q18: 「アメリカの中央平原(五大湖のすぐ南)」で、トウモロコシ栽培とセットで行われる畜産は?
      4. Q19: 「アメリカのカリフォルニア州(西海岸南部)」で、地中海と同じ気候を活かして作られるものは?
      5. Q20: 中国の地図で、北京などの「北部」を指している地域で行われる主要な栽培は?
      6. Q21: 中国の地図で、上海や広州などの「南部」を指している地域で行われる主要な栽培は?
      7. Q22: ブラジルの地図で、コーヒーの産地より北側の「セラード(中西部)」を指して、近年生産が急増している作物は?
      8. Q23: 「オーストラリアの大鑽井盆地(東部)」を指して、塩分を含む地下水を利用して行われている産業は?
      9. Q24: ヨーロッパ一の農業国「フランス」で、小麦の生産や輸出がEU1位なのは、地形がどうなっているからか?
      10. Q25: アルゼンチンの草原パンパで、雨がやや多い「東部」を指している時に盛んな栽培は?
      11. Q26: 涼しい気候と、一年中牧草が育つ気候を活かした「ニュージーランド」で、牛乳やチーズを作るために飼育されているのは?
      12. Q27: 「タイ」のメコン川などの大河川の下流域を指している時に、最も盛んな農業は?
      13. Q28: アフリカの「ケニア」の高原地帯を指して、イギリスが歴史的に広めた作物は?
      14. Q29: 「オランダ」のポルダー(干拓地)などで、野菜や花をコンピュータ制御の温室などで育てる農業は?
      15. Q30: 「中央アジアのウズベキスタン」など、カスピ海の東側を指して、灌漑によって栽培される衣類の原料は?
  3. 第3部:気候・ロジックから判断する(資料読解の基礎)
      1. Q31: 統計で特定の農産物1つの輸出に頼る「モノカルチャー経済」の例。1位「コーヒー豆」となるアフリカの国は?
      2. Q32: 統計で「カカオ豆」1本に輸出の多くを頼っている西アフリカの国は?
      3. Q33: ヨーロッパの「混合農業」で、肥料として再利用される「家畜」のフンの主。飼育されているのは主に何?
      4. Q34: 資料で「飛行機で種をまく写真」や「巨大な機械の写真」が出てきたら、どこの国の農業か?
      5. Q35: 資料で「1つの農地に多くの労働力(人)が働いている写真」があれば、どこの地域の農業か?
      6. Q36: 年間降水量が1000mmを超え、夏に300mm以上の雨が降る地域で盛んな作物は?
      7. Q37: 年間降水量が500mm〜1000mm程度の「やや乾燥した地域」で作られる穀物は?
      8. Q38: 統計で「豚肉の生産・消費量がほぼゼロ」の国があれば、その理由は?
      9. Q39: 統計で「牛の飼育数は世界一だが、肉の生産量が極端に低い」国はどこか?
      10. Q40: 山の斜面を階段状に切り開いた「棚田(たなだ)」の写真。これが行われる最大の理由は?
      11. Q41: アメリカで円形の畑が並ぶ「センターピボット方式」の写真。これを行っている地域はどんな場所か?
      12. Q42: 「イタリア」の北部のポー川流域で行われている、ヨーロッパでは珍しい栽培は?
      13. Q43: 「南アフリカ共和国」の南端付近(ケープタウン周辺)で、夏に乾燥する気候を利用して作られている酒の原料は?
      14. Q44: 「カナダの中央部(プレーリー)」で、大規模な機械を使って栽培される穀物は?
      15. Q45: 「エクアドル」や「コロンビア」など、南米の赤道直下の国から日本へ輸出が多い果物は?
  4. 第4部:日本の輸出入(貿易相手国に特化!)
      1. Q46: 日本が「豚肉」を最も多く輸入している上位3か国は?
      2. Q47: 日本が「果物」を輸入する際、「りんご・さくらんぼ」ならアメリカ、「キウイフルーツ」ならどこ?
      3. Q48: 日本が「小麦」を輸入している「3大相手国」をすべて言え。
      4. Q49: 日本のカロリーベースの食料自給率は、主要先進国の中でどうなっているか?
      5. Q50: 日本が「野菜」を最も多く輸入している国はどこか?
      6. Q51: 日本が「大豆」や「トウモロコシ」を最も多く輸入している不動の1位はどの国か?
      7. Q52: 以前は豪州が多かったが、関税の変化などにより近年輸入量が増えている「牛肉」の相手国は?
      8. Q53: 日本が輸入する「鶏肉」の1位。中国を抜いて現在もっとも多いのはどこ?
      9. Q54: 「マレーシアやインドネシア」から日本へ大量に輸入され、加工食品や石鹸の原料となるのは?
      10. Q55: 日本が「えび」を最も多く輸入している地域は?
      11. Q56: 日本が「サーモン(さけ)」を多く輸入している、北欧の国や南米の国は?
      12. Q57: 統計で「羊肉」の輸入相手国として、オーストラリアと並んで必ず入ってくる島国は?
      13. Q58: 近年、日本のコンビニやスーパーの野菜で、海外で日本の種を使って栽培されたものを輸入することを?
      14. Q59: 日本の「砂糖」の輸入ランキング。かつてのタイ1位から代わって、現在主力のオセアニアの国は?
      15. Q60: 日本が「たまねぎ」などの重量がある野菜を大量に輸入する際、中国以外の主な相手国(アメリカ大陸)は?
  5. 新規入会受付中です!■明光義塾八王子めじろ台教室
    1. 📢 冬の新規入会 受付中!

第1部:農産物から国を導く(統計ランキングの鉄則)

Q1: 統計に「中国」と「インド」が1位・2位で、3位以下にバングラデシュ、ベトナム、インドネシアといった「アジアの国々」だけが並んでいれば、どの農産物か?

A: 米(水稲)

【作問者の一言】
1位・2位が中国とインドの時点で、候補は小麦に絞られる。都立入試で勝負を分けるのは3位以下の国名だ。バングラデシュやベトナムなどの「東南アジア・南アジア」の国名しか見当たらなければ、迷わず米をマークだ!ランキングのどこかにロシアやカナダ、フランスといった国が1つでも混ざっていれば、それは100%米ではない。アジアの高温多湿な気候でしかランクインできない、限定的な顔ぶれに注目だ。


Q2: 統計に「中国」と「インド」が1位・2位だが、3位以下に「ロシア」や「カナダ」「フランス」など冷涼・乾燥した国が入っていれば、どの農産物か?

A: 小麦

【作問者の一言】
米と小麦を判別させる際、作問者は必ずロシアやカナダという「寒い国」をヒントとして潜り込ませる。ロシアの存在は、米の可能性を打ち消す最大のサインだ。フランスが入っている場合も同様だ。「冷涼・乾燥でも育つのは小麦」という鉄則を、ランキングの3位〜5位から読み取るんだ。世界中で広く作られている「グローバルな穀物」という性質が、このバラバラな国名に現れているぞ。


Q3: 統計で「アメリカ合衆国」が圧倒的1位、2位中国、3位ブラジル。この「面積巨大国」が並ぶ農産物は?

A: トウモロコシ

【作問者の一言】
「アメリカ1位」を見たらトウモロコシか大豆を疑え。都立入試ではトウモロコシの出現率が圧倒的に高い。アジアの小国が一切ランクインしない、この「面積巨大国による独占状態」がトウモロコシのグラフの特徴だ。作問者は、アメリカの生産量が他を圧倒している様子をグラフで見せつけ、この作物を選ばせる。家畜のエサ(肉の消費拡大)や、バイオ燃料としての需要を問う記述問題に繋げやすいからな。


Q4: 統計で1位「ブラジル」、2位に東南アジアの「ベトナム」が急浮上していれば、どの農産物か?

A: コーヒー豆

【作問者の一言】
作問者は「ベトナム=米」と思い込んでいる生徒をふるい落としたい。ブラジルと並んで「ベトナム」があれば、お茶や天然ゴムではなく「コーヒー」だ。このペアリングを知っているだけで、統計読解のスピードは劇的に上がる。統計が10年前のものか最新のものかを問わず、ベトナムが上位に食い込んでいれば、それは最新のコーヒー統計だと断定して間違いない。


Q5: 統計で西アフリカの「コートジボワール」と「ガーナ」の2国が登場すれば、どの農産物か?

A: カカオ豆

【作問者の一言】
この2国名が並んでいたら、作問者からの「得点プレゼント」だ。落とすと致命傷になるぞ。地図上でアフリカのギニア湾沿い(ポコっと凹んだところ)が指されていても同様だ。この2国はカカオのためだけに存在すると覚えてもいいくらい、入試ではセットで出る最強のキーワードだ。これら特定の作物に頼る経済のリスクを答えさせる問題への入り口になる。


Q6: 統計で1位が「タイ」で、2位以下にインドネシアやベトナムが並ぶ、工業原料(タイヤなど)になる農産物は?

A: 天然ゴム

【作問者の一言】
タイ、インドネシア、ベトナムといった「熱帯」の国々に生産が集中している。特に1位がタイなら天然ゴムを疑え。「自動車産業(タイヤ)」というヒントがあれば確信しろ。東南アジアの農業が先進国の工業を支えている、という経済の繋がりを君に意識させたいんだ。暑くて雨が多い「ジャングル(熱帯雨林)」のイメージと直結させろ。


Q7: 統計で1位「中国」、2位「インド」だが、3位以下に「ケニア」や「スリランカ」が入れば、どの農産物か?

A: 茶(お茶の葉)

【作問者の一言】
中国・インドが上位なのは米や小麦と同じ。だからこそ、この「ケニア」と「スリランカ」が茶を特定するマジックワードになる。特にケニアは統計では「お茶」で出る頻度が圧倒的に高い。旧イギリス領だった歴史(お茶を好む文化)とセットで出されることも多いから、この2国を見たら「お茶」へ直行しろ。水はけの良い「高原・丘陵地」という地形条件もセットで問われるぞ。


Q8: 統計で「インドネシア」と「マレーシア」の2国でシェアの大部分を占める、洗剤や食品の原料となる油は?


A: パーム油(アブラヤシ)

【作問者の一言】
統計グラフで「近年、爆発的に生産量が増えている折れ線」があれば、それはパーム油だ。天然ゴムと生産国が似ているが、マレーシアが上位に食い込んでいればパーム油の可能性が極めて高い。熱帯林を減少させて農地を広げたという「環境問題」とセットで狙われる、現代地理の最重要項目だ。私たちの生活(ポテトチップスや石鹸)に深く関わっている事実を突く。


Q9: 統計で1位「ブラジル」で、砂糖や燃料(バイオエタノール)の原料となる農産物は?

A: さとうきび

【作問者の一言】
ブラジル=コーヒーという固定観念を壊し、甘味料ランキングから「エネルギー問題」への繋がりを聞きたい時に使う。アメリカのトウモロコシと並んで、石油に代わる燃料の主役作物だ。ブラジルが国策で栽培を強化したストーリーを、作問者は君の知識から引き出したいんだ。肉眼でさとうきびの写真が出てくることもあるから、植物の形まで把握しておけ。


Q10: 統計で「アメリカ合衆国」と「ブラジル」が1位を争っている、豆腐や醤油の原料は?

A: 大豆

【作問者の一言】
「日本の食卓を支える豆」として出る。かつてはアメリカ1位が絶対だったが、近年はブラジルが1位になることも多い。この2国で世界の過半数を作っている。ブラジルの中西部「セラード」という場所が開発されたことで、アメリカに匹敵する生産量になったという背景は、上位校を目指すなら必須の知識だ。家畜のエサとしての需要が高いことも忘れるな。


Q11: 生産国ランキングにアメリカ、ブラジル、アルゼンチン、オーストラリアといった「広い土地のある国」が並ぶ、肉の種類は?

A: 牛肉

【作問者の一言】
牛は豚や鶏と違い、広大な土地(放牧地)が必要だから地理の試験に出しやすい。「広い土地がある国=肉」というロジックだ。オーストラリアが1位の時期と、アメリカが1位の時期がある。貿易グラフの変化を読み取らせる問題として作問者が好んで使う。特に日本向けの輸出シェアが激しく競り合っているデータに注目だ。


Q12: 統計でオーストラリアが1位で、中国が2位に入ることのある、衣類の原料となる産品は?

A: 羊毛(ウール)

【作問者の一言】
「乾燥した土地=羊」の象徴だ。入試で「羊」といえばオーストラリア。大鑽井盆地という地形名とセットで、この国を答えさせる問題が都立の王道だ。「人間は飲めないが羊なら飲める、塩分を含んだ地下水(自噴水)」というキーワードがあれば、答えは100%「羊」で確定だ。衣類(セーターなど)という用途から逆引きさせられるぞ。


Q13: 統計で「フィリピン」が上位で、日本への輸出も多い代表的な果物は?

A: バナナ

【作問者の一言】
「身近な食べ物の産地」として定番だ。かつては台湾、今はフィリピン、さらに中南米のエクアドルも増えている。台風の被害を受けると値段が上がる、という気候と経済のニュースを資料問題にしたがる。輸入先が以前より多角化している様子をグラフから読み取らせるのが狙いだ。


Q14: 統計にイタリア、スペイン、フランスが並ぶ、夏に雨が降らない気候に適した果物は?

A: ぶどう(またはオリーブ)

【作問者の一言】
これらは「地中海沿岸の国々」だ。雨温図で夏に雨が降らない「歪なグラフ」を見せ、その気候に適した作物としてこれらを選ばせる。イタリア・スペインの国名があったら、迷わず「夏が乾燥する気候(地中海性気候)」と結びつけろ。乾燥に耐えるために、葉が小さくて厚い「硬葉樹」という性質もヒントになる。


Q15: 生産量は世界1位・2位だが、人口が多すぎて輸出ランキングには上位に入らない国はどこか?

A: 中国(またはインド)

【作問者の一言】
都立地理で最も頻出する「ひっかけ」の王様だ。 生産量1位=輸出量1位ではない。14億人の胃袋を支えるために輸出する余裕がない、という「人口と食料の相関関係」を突く。グラフのタイトルを「生産」か「輸出」か見間違えるだけで不合格になる。作問者は君が「数字の定義」を正確に見ているかを試しているんだ。


第2部:国・地域から作物を導く(地図と農業の連動)

Q16: 「アメリカの五大湖周辺」からニューヨークなどの大都市近郊で盛んな、牛乳や乳製品を作る農業は?

A: 酪農

【作問者の一言】
地図でニューヨークの近くや五大湖周辺が塗られていたら酪農だ。理由は2つ。「夏が涼しくて牛の飼育に向く」ことと、「人口が多い大都市が近く、鮮度が大事な牛乳がすぐ売れる」こと。この「涼しい+都会に近い」のセットを、作問者は資料から読み取らせたいんだ。五大湖周辺=ミルクの産地、と脳に刻め。


Q17: 「アメリカの西経100度線より西」の乾燥地帯を指して、最も盛んな農業は?

A: 企業的牧畜(放牧)

【作問者の一言】
アメリカの地図に縦の線が引いてあれば、それは西経100度だ。この線の「西」は雨が少なすぎて作物が育たないだから「動物(牛)」を飼うしかないんだ。西=カウボーイの放牧、と直結させろ。広大な土地で放牧が行われる写真を提示して、この場所を特定させる問題も多いぞ。


Q18: 「アメリカの中央平原(五大湖のすぐ南)」で、トウモロコシ栽培とセットで行われる畜産は?

A: 豚の飼育

【作問者の一言】
「トウモロコシをそのまま売るより、豚に食わせて肉として売る方が利益が出る」という合理的な経営判断を背景知識として問いたい。地図の
アメリカ中央部が塗られていたら、トウモロコシと豚のセット(コーンベルト)だ。エサの産地で肉を作る効率の良さを理解しろ。


Q19: 「アメリカのカリフォルニア州(西海岸南部)」で、地中海と同じ気候を活かして作られるものは?

A: 果物(ぶどう、オレンジなど)

【作問者の一言】
アメリカの左下を指して「適地適作」という言葉を答えさせたり、サンフランシスコの雨温図(夏に乾燥)を選ばせたりするのが都立の定番パターンだ。東部の酪農、中央の穀物、西部の放牧、および西海岸の果物。この「アメリカ全土の使い分け」を問いたいんだ。


Q20: 中国の地図で、北京などの「北部」を指している地域で行われる主要な栽培は?

A: 小麦

【作問者の一言】
中国の地図に横一本の線(秦嶺・淮河ライン)が引かれていたら、北は雨が少ない。だから小麦。「北は小麦、南は米」。この塗り分け問題は作問者にとっての定番ネタであり、雨温図とセットで出すのがお決まりだぞ。年降水量が1000mmを下回るグラフならこの北部の畑作地帯だ。


Q21: 中国の地図で、上海や広州などの「南部」を指している地域で行われる主要な栽培は?

A: 米(稲作)

【作問者の一言】
中国地図のラインより南は「暑くて雨が多い」から米だ。都立入試では、上海の雨温図を見せて、夏に300mm以上の雨が降っていることを根拠に米を選ばせる。このラインの南北で主食が変わるという事実は、アジア地理において最重要だ。「南船北馬」という言葉の通り、水が多い南が米作だ。


Q22: ブラジルの地図で、コーヒーの産地より北側の「セラード(中西部)」を指して、近年生産が急増している作物は?

A: 大豆

【作問者の一言】
近年、都立入試で爆発的に狙われている激アツ地名だ。「不毛の地だった場所が、世界一の大豆産地になった」というストーリーこそが作問者の好物だ。統計でブラジルの大豆が伸びていれば、それはこのセラードの開発が原因だぞ。最新の教科書の記述とリンクしているからな。


Q23: 「オーストラリアの大鑽井盆地(東部)」を指して、塩分を含む地下水を利用して行われている産業は?

A: 羊の飼育

【作問者の一言】
場所、盆地名、および羊。この3点セットは崩れない。「人間は飲めないが羊なら飲める、塩分入りの地下水(自噴)」という言葉があれば、答えは100%「羊」だ。作問者はこの特殊な地下水の利用法を君に聞きたいんだ。毛を刈る作業の写真とセットで狙われることもあるぞ。


Q24: ヨーロッパ一の農業国「フランス」で、小麦の生産や輸出がEU1位なのは、地形がどうなっているからか?

A: 国土の大部分が平らな平野だから

【作問者の一言】
他のヨーロッパ諸国と違い、フランスには大規模な機械化農業ができる広大な平野がある地形(平野)が産業(農業)を決定づけるという理屈をフランスを通して解答させたいんだ。ドイツやスイスは山がちなのに対し、フランスは「平ら」という対比を資料から読み取れ。


Q25: アルゼンチンの草原パンパで、雨がやや多い「東部」を指している時に盛んな栽培は?

A: 小麦

【作問者の一言】
パンパの中でも「雨が多い東」はパン(小麦)「雨が少ない西」は牛だ。同じ国、同じ草原内でも、わずかな降水量の差で産業が分かれる。この繊細な資料読解こそが、上位校で狙われるポイントだ。東部の都市ブエノスアイレスは雨が多いことを頭に入れておけ。


Q26: 涼しい気候と、一年中牧草が育つ気候を活かした「ニュージーランド」で、牛乳やチーズを作るために飼育されているのは?

A: 牛(酪農)

【作問者の一言】
酪農とは、「牛乳、バター、チーズ」を作るために牛を飼育することだ。ニュージーランドは羊も多いが、統計で「乳製品」が出てきたら主役は牛だ夏が涼しい「家畜にとって最高の環境」を資料から読み取らせるのが狙いだぞ。南島と北島の違いまで聞かれることもある。


Q27: 「タイ」のメコン川などの大河川の下流域を指している時に、最も盛んな農業は?

A: 稲作

【作問者の一言】
大河川がもたらす肥沃な土、および熱帯の太陽。この3条件が揃ったデルタ(三角州)地帯としての稲作だ。地図で川の出口付近を指していたらこれだ。輸出量世界トップクラスの「タイ米」の産地としての誇りを資料から読み取れ。


Q28: アフリカの「ケニア」の高原地帯を指して、イギリスが歴史的に広めた作物は?

A: 茶

【作問者の一言】
「イギリス人がお茶好きだったから、植民地にプランテーションを作った」という歴史背景を知っているか問いたい。統計でアフリカの国なのに「お茶」が上位なら、それはケニアだ。コーヒーの産地(少し標高が高い)との場所の棲み分けを問う難問もあるぞ。


Q29: 「オランダ」のポルダー(干拓地)などで、野菜や花をコンピュータ制御の温室などで育てる農業は?

A: 園芸農業

【作問者の一言】
「園芸農業」とは、都市で売るための野菜や果物、花を栽培する農業だ。特にオランダは、狭い土地で稼ぐため、ハイテク温室を使った「野菜工場」のような形態が世界的に有名だ。チューリップの球根や、トマトなどの野菜の写真とセットで狙われるぞ。


Q30: 「中央アジアのウズベキスタン」など、カスピ海の東側を指して、灌漑によって栽培される衣類の原料は?

A: 綿花

【作問者の一言】
乾燥地帯で無理やり「綿花」を育てたため、水源のアラル海が縮小したという環境問題とセットで出る。地図で中央アジアを指していたら、綿花と直結させろ。昔の地図と今の地図を比較して「海が小さくなっている」資料が出たら、犯人は綿花栽培だ。


第3部:気候・ロジックから判断する(資料読解の基礎)

Q31: 統計で特定の農産物1つの輸出に頼る「モノカルチャー経済」の例。1位「コーヒー豆」となるアフリカの国は?

A: エチオピア

【作問者の一言】
ブラジル以外で「コーヒー1本」の統計が出てきたらエチオピアを疑え。1つの作物に依存すると、価格の暴落で国が危機に陥る。グラフの棒が1つだけ異様に長い資料があれば、その不安定さを突くのが正解へのルートだ。なぜこれほど偏るのかを、歴史的背景(植民地時代)とセットで考えさせるぞ。


Q32: 統計で「カカオ豆」1本に輸出の多くを頼っている西アフリカの国は?

A: ガーナ(またはコートジボワール)

【作問者の一言】
これもモノカルチャー経済の代表だ。自分の努力ではどうにもならない「国際価格」に左右される不条理さを、君たちに考えさせたいんだ。児童労働や貧困問題への記述に繋げるための土台となる知識だぞ。この1本足打法が国をいかに危うくしているかを資料から読み取れ。


Q33: ヨーロッパの「混合農業」で、肥料として再利用される「家畜」のフンの主。飼育されているのは主に何?

A: 豚(または牛)

【作問者の一言】
「混合農業」とは、家畜の飼育と穀物栽培を組み合わせた農業だ。具体的には「小麦・ライ麦などの穀物(家畜のエサにもなる)」を育てつつ、「豚や牛」を飼う。家畜のフンを肥料にして土地を肥やす。今のSDGsに直結する知恵として、記述問題で非常に加点されやすいんだ。この効率的なリサイクルシステムを「なぜ合理的か?」という視点で答えろ。


Q34: 資料で「飛行機で種をまく写真」や「巨大な機械の写真」が出てきたら、どこの国の農業か?

A: アメリカ合衆国(またはオーストラリア)

【作問者の一言】
日本の「狭い土地で手間をかける」農業の真逆だ。広大な土地、少ない人数、大型機械。この写真がヒントとして添えられていたら、大規模な「企業的農業」を行っている国々を選べ。1人あたりの生産量は多いが、1ヘクタールあたりの収穫量は少ないというひっかけに注意だ。このダイナミックな光景がアメリカの強みそのものだ。


Q35: 資料で「1つの農地に多くの労働力(人)が働いている写真」があれば、どこの地域の農業か?

A: アジア(中国、東南アジア、日本など)

【作問者の一言】
人口密度が高いから、土地を無駄にできない。一株一株に手間をかける様子を想像しろ。写真に人がたくさん写っていれば、それはアジアの稲作地帯を指しているサインだ。これを集約的な農業と呼び、新大陸の「粗放的な農業」と対比させるのが定番だ。この「手作業の多さ」がアジアの農業の特徴だと思え。


Q36: 年間降水量が1000mmを超え、夏に300mm以上の雨が降る地域で盛んな作物は?

A: 米(水稲)

【作問者の一言】
1000mmは米作の「絶対ライン」だ。棒グラフの合計がこれを超え、かつ「夏に雨がズドン」と降っていれば100%米。この数字だけで作物を特定させるのが地理の理屈だ。逆に500mmを切る地域で「米」の選択肢があれば真っ先に消せ。雨温図から「米ができるかできないか」を一瞬で判断する武器にしろ。


Q37: 年間降水量が500mm〜1000mm程度の「やや乾燥した地域」で作られる穀物は?

A: 小麦

【作問者の一言】
米ほど雨は多くないが、放牧するほど乾燥もしていない。この「中間」を小麦が担っている。資料判別において、500mm〜1000mmという雨量は、小麦を特定するための強力なフィルターになる。この理屈があれば、初見のグラフでも正解を導き出せる。「米には足りないが、小麦なら育つ」という絶妙な雨量を資料から見つけ出せ。


Q38: 統計で「豚肉の生産・消費量がほぼゼロ」の国があれば、その理由は?

A: イスラム教国で、宗教上の理由で食べることが禁じられているから

【作問者の一言】
数字が「0」であること自体が最大のヒントになる。インドネシアなどの国々がグラフに含まれている時、この宗教的な背景が正解を導く鍵になるんだ。逆に豚が多ければ、中国やヨーロッパの国を疑え。文化の違いが統計に如実に現れる、作問者が大好きなポイントだ。


Q39: 統計で「牛の飼育数は世界一だが、肉の生産量が極端に低い」国はどこか?

A: インド

【作問者の一言】
ヒンドゥー教で牛を神聖視しているからだ。飼育数(頭数)ランキング肉生産量ランキング「ギャップ」を突くのが、作問者のテクニックだぞ。なぜ肉にできないのかを宗教的な理由で説明させたいんだ。「数はいるけれど食べない」という不自然なデータを、文化の視点で読み解け。


Q40: 山の斜面を階段状に切り開いた「棚田(たなだ)」の写真。これが行われる最大の理由は?

A: 平地が少なく、人口密度が高い中で食料を確保するため

【作問者の一言】
アジアの山がちな国(日本、フィリピン、ベトナムなど)に共通する風景だ。無理をしてでも米を作る必要がある、という強い食料需要高い技術を証明する資料だと思え。この美しい景観の裏にある「苦労」と「必要性」を資料から読み取らせ、地理的条件を考えさせたいんだ。


Q41: アメリカで円形の畑が並ぶ「センターピボット方式」の写真。これを行っている地域はどんな場所か?

A: 自然の状態では雨が少なく、農業に適さない乾燥した場所

【作問者の一言】
「地下水を組み上げて乾燥地を農地化した」という人間の知恵の資料だ。上空からの写真一枚で、そこが雨の少ない西経100度より西側の地域であることを特定させる問題が出るぞ。この「丸い畑」が並んでいる光景が、不毛の地を緑に変えた執念の証だと思え。


Q42: 「イタリア」の北部のポー川流域で行われている、ヨーロッパでは珍しい栽培は?

A: 米(稲作)

【作問者の一言】
ヨーロッパ=パン(小麦)だけではない。アルプス山脈の雪解け水が豊富なイタリア北部は、欧州最大の米どころだ。地図でイタリアの付け根付近を指して「米」が出てきたら、水の豊富さを理由に選べ。「お米を食べるヨーロッパ」という意外性を突く一問として、ハイレベルな試験で狙われるぞ。


Q43: 「南アフリカ共和国」の南端付近(ケープタウン周辺)で、夏に乾燥する気候を利用して作られている酒の原料は?

A: ぶどう(ワイン)

【作問者の一言】
南アフリカの南端は、実は地中海性気候なんだ。ここを指して「ワイン」の輸出が増えている、という資料が出る。南半球にも地中海性気候があることを知っているか試す、作問者の意地悪な一問だ。1月が夏(暑い)で雨が少ないグラフを見つけたら、ここを思い出せ。


Q44: 「カナダの中央部(プレーリー)」で、大規模な機械を使って栽培される穀物は?

A: 小麦

【作問者の一言】
カナダは寒い。だから育つのは小麦だ。アメリカのウィートベルトと地続きの平原地帯を指していたらこれだ。カナダの旗(メープル)に惑わされるな。統計で穀物なら100%小麦だ。この広大な平原こそが、世界を支える小麦の巨大産地であることをデータから読み取れ。


Q45: 「エクアドル」や「コロンビア」など、南米の赤道直下の国から日本へ輸出が多い果物は?

A: バナナ

【作問者の一言】
フィリピンが定番だが、最近は南米からのバナナも急増している。統計の「その他の国」の中に南米の国が混ざっていたら、バナナの産地の多角化を読み取らせる記述に繋げろ。「フィリピンがダメなときのために、遠くの国からも買う」というリスク分散の視点を持たせたいんだ。


第4部:日本の輸出入(貿易相手国に特化!)

Q46: 日本が「豚肉」を最も多く輸入している上位3か国は?

A: アメリカ合衆国、カナダ、デンマーク

【作問者の一言】
牛肉はアメリカ・豪州だが、豚肉は「カナダ」「デンマーク」が入ってくるのが特徴だ。北欧のデンマークから豚肉が来ている資料があれば、それは間違いなく豚肉の統計だ。北米・欧州の先進国が並ぶのが豚肉の特徴だぞ。なぜ遠くのデンマークから来るのか、その「質の高さ」「加工技術」を想像させたいんだ。


Q47: 日本が「果物」を輸入する際、「りんご・さくらんぼ」ならアメリカ、「キウイフルーツ」ならどこ?

A: ニュージーランド

【作問者の一言】
貿易統計でニュージーランドから「果物」を輸入していたらキウイだ。南半球にあるため、日本が冬の時期に旬の果物を届けてくれる。産地の「季節の逆転」を利用した貿易の典型例として狙われるぞ。日本の裏側から旬を運ぶ、このダイナミックな物流を資料から感じ取れ。


Q48: 日本が「小麦」を輸入している「3大相手国」をすべて言え。

A: アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア

【作問者の一言】
この3カ国で日本の小麦の9割以上を占める。ランキングからこの3点セットが見えたら小麦(または一部トウモロコシ)だ。北米のコンビにオーストラリアが加われば、パンやうどんの原料だと断定していい。日本の主食の半分以上をこの3カ国が支えている、という「依存」の現状をデータから読み取らせるぞ。


Q49: 日本のカロリーベースの食料自給率は、主要先進国の中でどうなっているか?

A: 極めて低い(約38%)

【作問者の一言】
この数字を暗記するだけで終わるな。フランスやアメリカ(100%超)との比較グラフで、日本が圧倒的に低い「異常事態」を読み取り、「他国に何かあったら飢えるリスク」の記述に繋げるのが狙いだ。自分たちが今日食べたものの6割以上が海外産、という事実に衝撃を受け、資料からその原因を探らせたいんだ。


Q50: 日本が「野菜」を最も多く輸入している国はどこか?

A: 中国

【作問者の一言】
鮮度が命の野菜は、地図上の「距離」が決め手になる。「近いから輸送コストが安く、鮮度も保てる」という理屈を根拠にさせるのが都立の十八番だ。ブロッコリーやアスパラなど、加工品も多いぞ。近さというメリットが貿易にいかに影響するか、この地理的優位性を答えさせたいんだ。


Q51: 日本が「大豆」や「トウモロコシ」を最も多く輸入している不動の1位はどの国か?

A: アメリカ合衆国

【作問者の一言】
穀物の輸入=アメリカ。この圧倒的な依存度をデータから感じ取れ。統計資料の1位が伏せられていても「これはアメリカだ」と自信を持って答えろ。作問者はこの当たり前の繋がりを問いたいんだ。豆腐も醤油も肉のエサも、アメリカの畑から来ているという現実を資料から直視しろ。


Q52: 以前は豪州が多かったが、関税の変化などにより近年輸入量が増えている「牛肉」の相手国は?

A: アメリカ合衆国

【作問者の一言】
貿易統計のグラフの変化を読み取らせる。常に「最新の動き」を追う姿勢を試しているんだ。最近のデータではアメリカが僅差で1位になっているものもあるぞ。自由貿易という経済の変化が、私たちの食卓の風景(肉の産地)をどう変えたかを読み取らせる、現代的な問題だ。


Q53: 日本が輸入する「鶏肉」の1位。中国を抜いて現在もっとも多いのはどこ?

A: ブラジル

【作問者の一言】
これも意外な知識として狙われる。ブラジルは鶏肉の生産も非常に盛んで、日本への主要な供給元になっている。鶏肉のグラフで南米のブラジルが1位なら、それは最新の統計に基づいた確かなデータだ。なぜ中国ではなく遠くのブラジルなのか、鶏の病気やコストの問題を背景に想像させる深い問題だ。


Q54: 「マレーシアやインドネシア」から日本へ大量に輸入され、加工食品や石鹸の原料となるのは?

A: パーム油(アブラヤシ)

【作問者の一言】
私たちの生活が、遠く東南アジアの熱帯林を切り開いた上に成り立っている事実を突きつけたいんだ。貿易統計でこの2国から「油」を輸入していたら、これ一択だ。環境破壊問題とセットで、「なぜ自給せず輸入するのか?」というコストの視点を問う記述問題に発展するぞ。


Q55: 日本が「えび」を最も多く輸入している地域は?

A: 東南アジア(ベトナム、インドネシア、タイなど)

【作問者の一言】
日本の食卓の「えび」の多くは、東南アジアのマングローブ林を切り開いて作られた養殖池から来ている。輸入先ランキングで東南アジア諸国が並んでいたら、魚介類(えび)を疑え。便利で安い食卓の裏に、現地の自然環境の激変がある。そのトレードオフを資料から読み取らせるのが狙いだ。


Q56: 日本が「サーモン(さけ)」を多く輸入している、北欧の国や南米の国は?

A: ノルウェー、チリ

【作問者の一言】 貿易統計でノルウェーやチリから「魚介類」を輸入していたら、それはサーモン(さけ)だ。特にチリは日本の反対側だが、養殖が盛んで日本の食卓を支えている重要な相手国だぞ。地球をまたいで運ばれる「魚」のデータから、食のグローバル化の究極の形を見せつけたいんだ。


Q57: 統計で「羊肉」の輸入相手国として、オーストラリアと並んで必ず入ってくる島国は?

A: ニュージーランド

【作問者の一言】
羊といえば豪州だが、ニュージーランドも絶対的なパートナーだ。この2カ国で日本のラム肉のほぼすべてを占める。南半球の牧畜大国が日本の肉食を支えていることを、グラフの2強データから断定しろ。


Q58: 近年、日本のコンビニやスーパーの野菜で、海外で日本の種を使って栽培されたものを輸入することを?

A: 開発輸入

【作問者の一言】 相手国に資本や技術を提供して、自分たちが必要なものを作らせて買うという高度な貿易だ。中国産の野菜の多くがこの形態である背景を理解しているか問いたい。単なる買い物ではなく、戦略的なパートナーシップであることを資料から読み取れ。


Q59: 日本の「砂糖」の輸入ランキング。かつてのタイ1位から代わって、現在主力のオセアニアの国は?

A: オーストラリア

【作問者の一言】
意外かもしれないが、豪州はさとうきび栽培も盛んだ。鉄鉱石だけでなく、砂糖の輸入相手国としても重要であることをデータから掴め。相手国の気候(熱帯から温帯まで)の幅広さが、貿易品目の多さに繋がっていることに気づかせる。


Q60: 日本が「たまねぎ」などの重量がある野菜を大量に輸入する際、中国以外の主な相手国(アメリカ大陸)は?

A: アメリカ合衆国

【作問者の一言】 近い中国が1位だが、2位のアメリカも侮れない。長期保存が効く野菜は、船で大量に運べる。中国の不作に備えてアメリカからも買う、というリスク分散の現状をランキングの2位データから読み取れ。日本の食卓は、近さと遠さのバランスで成り立っているんだ。

新規入会受付中です!■明光義塾八王子めじろ台教室

最後までお読みいただきありがとうございました。今回の記事は参考になりましたか

📢 冬の新規入会 受付中!

来年度の新中3受験生たちへ

高校受験は「中学2年の冬」から始まります!

今から勉強のコツをつかんで、
中3の新学期から最高の結果を目指しませんか?

【八王子めじろ台教室の強み】

  • ✅ 成績が上がる「仕組み」が充実
  • ✅ 理科・社会の「暗記道場」が無料
  • ✅ 集中できる「専用自習席」が使い放題

▼ お電話でのご相談もお気軽に ▼

📞 042-629-9459

受付:平日 10:00-21:00 / 土曜 18:00まで
担当:星野

塾長
塾長

ご連絡お待ちしてます。
みんなで頑張ろう!

生徒
生徒

みんな一緒に頑張ろう!

タイトルとURLをコピーしました