いよいよ受験勉強も追い込みの時期。
しかし、お母さん・お父さんたちからは、こんな「ため息」交じりのご相談が絶えません。
「机に向かっても、すぐにスマホをいじりだす…」
「やる気がなくて、集中力が30分も続かない…」
そんなお子様の姿を見て、「もう!どうしていいか分からない!」と悩んでいますよね。
そして、しっかり怒っても、右から左で結局何も変わらない・・・。
ここで1つ提案です。塾長と一緒に「考え方」を変えてみませんか?
それは、「環境への投資」で、自主的にやる気を引き出す作戦です。
ここでのポイントは、
「少しずつ勉強の環境をグレードアップさせ、その都度やる気をマックスに復活させる!」ことです。
新しいアイテムが手に入ると、大人でも少しワクワクして「使ってみたい!」と思いますよね?
その心理をうまく利用して、「気付いたら集中したまま受験が終了していた!」という状態を仕掛けるのです。
それでは、塾長直伝の「ステップ式・環境セットアップ」。第一弾いきましょう!
【作戦 1】まずは最大の敵を排除する!集中時間を確保する
アイテム:ドリテック 学習用タイマー
勉強環境を整える上で、最初にやるべきことは何でしょうか?
良い椅子を買うこと? 綺麗なノートを買うこと?
違います。
「スマホという最強の誘惑からの脱出」です。
多くの生徒が「スマホを時計代わり」に机に置いています。
しかし、LINEの通知が光った瞬間、集中力はゼロになります。たとえ画面を見ていなくても、「連絡が来ているかも」と気になった時点で、脳の半分はスマホに奪われているのです。
だからこそ、第一弾のアイテムは「学習専用タイマー」です。
「まずは1時間だけ」と時間をセットして、その時間だけスマホから解放されます。
そして子供も、
「え?何か楽しそう! しかも1時間勉強に集中すれば、その後30分間は親から何も言われずにスマホをいじれるじゃん!」となります。
「カチッ」
このボタンを押す音こそが、脳を勉強モードに切り替えるスイッチになります。
まずはこの「集中する時間を確保する」をすることから始めましょう。
千円ちょっとの投資で、スマホを見る時間が1時間減るなら、これほど安い投資はありません。
【作戦 2】机を「コックピット」に変える!最高の基地を
アイテム:タワー型ペンスタンド(デスクオーガナイザー)
タイマー導入から1ヶ月。
少し勉強のリズムができてきた頃に、必ず発生する問題があります。
それは「机の上が散らかって、勉強スペースが狭くなる問題」です。
プリントやペンが散乱していると、「あれ?赤ペンどこだっけ?」と探す時間が生まれ、そのたびに集中力が切れてしまいます。
そこで、第2弾の投入です。
「タワー型のペンスタンド」を導入して、机の上を基地(コックピット)のように改造しましょう。
親が「片付けなさい!」と怒鳴る必要はありません。
「これ、斜めに入って取り出しやすいし、なんかプロっぽくてカッコよくない?」
と渡してあげるだけでOKです。
子供は「自分の基地」がカッコよくなるだけで、不思議と机に向かいたくなるものです。
視界からノイズを消し、最短1秒でペンが取れる環境を作りましょう。
【作戦 3】(開始2ヶ月後)「首の疲れ」は「脳の疲れ」。視線を上げて脳を守る
アイテム:ブックスタンド(書見台)
さらに勉強が本格化し、長時間机に向かうようになってきた頃。
次に襲ってくる敵は「眠気」と「首・肩のコリ」です。
重いテキストや参考書を手で押さえて、覗き込むように勉強していませんか?
猫背になると肺が圧迫され、脳に十分な酸素が行き渡らなくなり、あくびが出るのです。
ここで、第3弾のグレードアップ。
「ブックスタンド」の登場です。
テキストを立てるだけで、顔が上がり、背筋が伸びます。
姿勢が良くなると呼吸が深くなり、脳への酸素供給量が変わります。
リビング学習でも、これ一つ広げるだけで「本格的な自習室」に早変わり。
疲れ知らずの姿勢を手に入れさせましょう!
【作戦 4】お尻の痛みは集中力の敵。椅子を進化させる
アイテム:p!nto(ピント)姿勢クッション
いよいよ受験直前期。休日は1日8時間〜10時間座り続けることになります。
ここでの悩みは「腰やお尻の痛み」です。お尻が痛いと、無意識に体をモゾモゾ動かしてしまい、集中力が続きません。
かといって、この時期に数万円もする高級チェアに買い換えるのは大変ですよね。
そこで第4弾の投入です。
今ある椅子に、「高機能クッション」を乗せてください。
体圧を分散し、骨盤を立てて座るサポートをしてくれるクッションは、体への負担を激減させます。
「最近、頑張ってるから、腰が楽になるやつ買ってみたよ」
その優しさが、ラストスパートの燃料になります。
【作戦 5】(最終仕上げ)「最強の光」を手に入れる。合格への最終兵器
アイテム:BenQ MindDuo デスクライト
ついに最終段階です。
お子様の机、「なんとなく部屋の電気だけ」や「安いスタンドライト」で済ませていませんか?
安いライトの微細な点滅(フリッカー)や、手元にできる濃い影は、ボディブローのように目と脳を疲れさせます。
「目の疲れ」は、ダイレクトに「脳の疲れ(=やる気の低下)」に繋がります。
最後のグレードアップは、「最強のあかり」です。
学習専用の高級デスクライトは、値段は張りますが、影のでき方や光の質が劇的に違います。
これから何千時間と机に向かうお子様の「目」を守り、入試本番まで視力を落とさないために。
ここだけは惜しまずに投資してあげてください。
一度視力が落ちて、一生メガネやコンタクト代を払い続けることを考えれば、このライトへの投資は決して高くありません。
最高の環境で、悔いのない受験を戦い抜きましょう。
まとめ:環境への投資は、合格への近道
いかがでしたか?
- タイマーで時間を管理し
- スタンドで机をコックピット化し
- ブックスタンドで姿勢を正し
- クッションで疲れを減らし
- 最高の光で集中力を守る
「頑張れ!」と励ましながら、物理的に「頑張れる環境」を、最高のタイミングで一つずつプレゼントしてあげる。
そして、新しいアイテムが届くたびに、
「おお!また何か凄いの来たぞ~!」
と、お子様のやる気スイッチを入れ直してあげる。
これが、賢い保護者の戦略です。
まずは第一弾のタイマーから、合格への環境づくりを始めてみませんか?
【追記:環境が整ったら「中身」も大事!】
最高のコックピット(環境)ができても、やる教材が合っていなければ成績は伸びません。
塾に通わず、自宅のコックピットで戦うための「最強の武器(通信教育)」も合わせてチェックしておいてください。
👉 [【塾なし高校受験】現役塾長が比較!スマイルゼミ・Z会・スタサプのおすすめは?]

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