■ 数検3級って初めて聞いたんですけど、何ですか?
■ 数検3級って合格できるんですか?
■ 数検3級の勉強法を教えてもらいたいんですけど・・・。
基本的に数検3級についての情報って、あまり耳に入って来ないですよね。
英検3級や漢検3級と比較して合格しやすいのか、難しいのか。どんな問題が出題されるのか。 勉強法のコツがあるのかどうか?
とにかく、分からないことが非常に多いです。
そこでこの記事では、試験内容の徹底解説から、合格のための効果的な学習法までを分かりやすくご紹介します。過去問分析やおすすめ参考書なども網羅!合格への近道を見つけて、自信を持って試験に臨みましょう。
この記事を読めば「数検3級の内容や難易度だけでなく、数検3級に合格するための具体的な勉強方法」までの全てが分かりますので、最後までよく確認して下さい。
それでは早速解説に入りましょう。スタート!
それでは本編スタート!
以前は『数検3級』は加点してくれない高校が多かった!
東京都の場合、私立高校の単願推薦や併願推薦で、英検3級や漢検3級を持っていると加点してくれる場合が多いです。
しかし、以前は「加点は英検3級と漢検3級のみ」という高校が多かったんです。
しかし、近年『数検3級』も加点してくれる高校がとても多くなりました。
『数検3級』って、数学が得意でなくても合格できるの?
まず気になるのは、数検3級の難易度です。英検3級や漢検3級と比較して難しいのかどうか。
かんたんに言うと、『内申3』以上の生徒には全員チャレンジしてもらいたいです。
「内申3を持っているのに、数検3級を取らないなんてもったいない!」というレベルです。
『数検3級』ってどんな問題が出題されるの?
『数検3級』は、1次試験と2次試験に分かれます。
1次試験は『計算技能検定』。時間は50分です。(過去問はこちらから↓)
2次試験は『数理技能検定』。時間は60分です。(過去問はこちらから↓)
1次試験は計算中心で、基本的な問題が多いですね。
2次試験は、応用問題中心になります。
『数検3級』の合格基準点は?
『数検3級』の合格の基準点は、
1次試験は、70%程度
2次試験は、60%程度
です。
『公益財団法人日本数学検定協会HP』より。
『数検3級』の合格者数は?『漢検3級』と『英検3級』との違いは?
『数検3級』の場合、2023年度実績
受験者数67,423人 合格者数45,220人 合格率67.1%
数検3級(年度) | 受検者数 | 合格者数 | 合格率 |
2023年 | 67,423 | 45,220 | 67.1% |
2022年 | 77,106 | 51,585 | 66.9% |
2021年 | 82,727 | 55,170 | 66.7% |
2020年 | 78,202 | 52,080 | 66.6% |
2019年 | 84,913 | 52,573 | 61.9% |
『漢検3級』の場合、2023年度実績
受験者数100,152人 合格者数46,995人 合格率46.9%
『英検3級』の場合、2016年以降合格率が公表されなくなりましたが、それまでは
1次試験の合格率は50%程度。2次試験の合格率は90%程度。
つまり、1次・2次を合わせた合格率は45%程度。
どうでしょうか?
つまり!
漢検3級と英検3級は、2人に1人しか合格できない。
数検3級だけが、3人に2人が合格できる。
この合格率の高さが、私が『数検3級』をお薦めする最大の理由です!
だったら『数検3級』って簡単に合格できるの?
「だったら『数検3級』って、簡単に合格できるの?」と言われたら、決してそんなことはありません。
その最大の理由は、
『数検3級』の試験範囲は、中学で勉強する範囲全てだからです。
多くの生徒は高校受験目的で『数検3級』を受けるので、中学を卒業してから検定に合格してもあまり意味はありません。
『数検3級』の加点を高校受験で使おうと思ったら、
中3後半の学習範囲の先取り勉強が必要なんです。
ずばり!
これが最大のハードルです。
『数検3級』で先取り学習する単元は何?
例えば、
夏から数検3級対策をする場合に、先取りしなければならない単元は
二次方程式・2次関数・相似・円周角・三平方の定理・標本調査
この6単元です。
この6単元の対策が『数検3級』攻略のポイントです。
それでは、どうやってこの対策を一人でするかについて説明します。
【数検3級対策】1人で先取り勉強する方法
お薦め教材はこちら
一人で『数検3級』の対策をしようと思ったら、難易度や分量的にこちらの問題集がお薦めです。
こちら、一般の書店ではあまり売っていないので、ご購入はこちらからどうぞ。
『公益財団法人 日本数学検定協会』と『Gakken』が作成した問題集と過去問題集です。
「問題集だけでは分からない・・・」ときは動画を使う!
自分1人で数検3級対策の勉強する場合、教科書や自分にあった問題集を使いますが、
どうしても分からない場合は、動画を使って解決しましょう。
お薦め【YouTube動画】はこちら。 『トライプラス』さんの動画です。
動画を使った勉強ってとっても便利なんですが、
1つだけ、「動画を見るのって時間がかかる!」というデメリットもあります。
そんな問題を解決するために、
① 基本は教科書や問題集を使い、分からないところだけ動画を見る。
② 動画を見るときは【1.5倍速】で見る。
などの工夫をするといいです。
『個別指導塾』を利用する!これが最強!
しかし、
もしその生徒がうちの明光塾生であれば、問題は全て解決です。
「先生! わたし次の『数検3級』に申し込みました! 対策よろしくー!」
って言ってくれれば、問題はすべて解決します。
「OK! よく申し込んだ! えらいぞ!」と言って、
個別指導で、数検3級に出題される、まだ習っていない単元を先取りで勉強し、
さらに明光自習席で勉強してもらい、
「はい。次はこの問題解いて。」
「終わった? はい。じゃあ次はこの問題解いて。」
「んー、まだ理解不十分だな。じゃあ追加でこの問題解いて。」
の繰り返しで対策は終了です!
明光義塾八王子めじろ台教室■新年度生募集中です!
ということで、数検3級にチャレンジしたいと思ったら、ぜひ明光義塾にご相談下さい!
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