【説明文】練習ドリル②「配線ミス」のワナ10の例題!

都立高校「あと10点」勉強法!

「単語は合っているのに、なぜかバツになる…それは『配線』が間違っているからです。」

今回は、都立入試説明文(論説文)の【ワナ②:クロス・ワイアリング(配線ミス)】の特訓ドリルです。

論説文では、「西洋と日本」「デジタルとアナログ」のように、対立する2つのものを比べることがよくあります。
作成者は、この2つの特徴を**わざと入れ替えて(クロスさせて)**選択肢を作ります。

本 文: 「犬は」ワンと鳴き、「猫は」ニャーと鳴く。
選択肢: 「犬は」ニャーと鳴く。

こんな単純なミスなら誰でも気づきます。
しかし、入試の難しい文章になると、途端にこの「配線ミス」に気づけなくなるのです。

「主語(A)」と「特徴(B)」が正しくつながっているか。

その「検品」能力を鍛える10本ノック、スタートです!

※まだ解説記事を読んでいない方は、先にこちらをご覧ください。
>>【保存版】論説文は「読む」な、「仕分け」ろ!都立高校入試・国語「大問4」を入試作成者の視点で完全攻略!

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第1問:西洋の石、日本の木

<例題>

**西洋の建築(A)**は「石」を用い、壁で空間を遮断することで自然から身を守ろうとする。一方、**日本の建築(B)**は「木」を用い、障子などを通して自然の光や風を室内に取り込もうとする。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: 西洋の建築は、石を用いることで頑丈さを確保し、自然の光や風を積極的に室内に取り込もうとする特徴がある。
  • イ: 日本の建築は、木という素材を用い、外部と内部を完全に遮断することで、自然の脅威から身を守ろうとする。
  • ウ: 西洋の建築が壁で空間を閉じるのに対し、日本の建築は開放的な構造を持ち、自然と共生しようとする特徴がある。

【作成者の視点(心の声)】
「『西洋=石』『取り込む』。どちらも本文にある言葉だ。
でもつなぎ方が違う。『取り込む』のは『日本』だ。
主語と述語をクロスさせておいたよ。単語だけでマル付けする子は、この矛盾に気づかない」

【正解】ウ 

塾長
塾長

「西洋」という主語を見たら、「石・遮断」というパーツ以外がくっついていたら即アウトです。


第2問:デジタルの速度、アナログの身体

<例題>

**デジタル(A)の世界は、情報を「記号」として処理し、圧倒的な速度と効率を実現する。対してアナログ(B)**の世界は、情報を「身体」で受け止め、手間はかかるが深い実感を伴う。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: デジタル技術の進化により、私たちは情報を身体全体で受け止め、効率よく処理できるようになった。
  • イ: アナログな手法は、効率の面ではデジタルに劣るが、身体的な実感を伴う深い理解を得られる点に価値がある。
  • ウ: デジタルは記号化された情報を扱うため、手間はかかるが、その分だけ正確な速度で情報を伝達できる。

【作成者の視点(心の声)】
「アを見てごらん。『デジタル』なのに『身体で受け止め』となっている。これはアナログの特徴だ。
ウもそうだ。『デジタル』なのに『手間はかかる』。これもアナログだ。
パーツをパズルのように入れ替えた。正しい組み合わせはイだけだ」

【正解】イ 

塾長
塾長

「デジタル=速い・記号」「アナログ=遅い・身体」。このペアを崩している選択肢はすべてニセモノです。


第3問:個人主義と集団主義

<例題>

**個人主義(A)**の社会では、「個人の自由」が尊重される代わりに、結果に対する「自己責任」が問われる。一方、**集団主義(B)**の社会では、個人の自由は制限されるが、集団による「相互扶助(助け合い)」がセーフティネットとなる。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: 個人主義の社会では、個人の自由が最大限に尊重されるため、困った時には集団が助けてくれるという安心感がある。
  • イ: 集団主義の社会では、個人の自由よりも集団の和が優先されるが、その分、仲間同士で助け合う仕組みが整っている。
  • ウ: 集団主義の社会では、結果に対する自己責任が強く求められるため、個人は自由に行動することが難しい。

【作成者の視点(心の声)】
「アは『個人主義』に『集団の助け(B)』を混ぜた。
ウは『集団主義』に『自己責任(A)』を混ぜた。
いいこと取りの社会なんてないんだよ。AにはAの、BにはBのセットがあるんだ」

【正解】イ 

塾長
塾長

「自由」と「助け合い」はトレードオフ(取引)の関係です。これを混ぜこぜにしている選択肢はワナです。


第4問:科学と芸術

<例題>

**科学(A)**は、客観的なデータに基づき、誰にとっても変わらない「普遍的な真実」を追求する。**芸術(B)**は、主観的な感性に基づき、個人の内面にある「固有の真実」を表現する。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: 科学は、データを用いることで、個人の内面にある感情や感性を客観的に証明しようとする営みである。
  • イ: 芸術は、主観的なアプローチをとるため、誰にとっても変わらない普遍的な真実に到達することを目指す。
  • ウ: 科学が万人共通の法則を解き明かそうとするのに対し、芸術は作者だけの固有の世界観を提示しようとする。

【作成者の視点(心の声)】
「アは『科学』で『感性(B)』を証明しようとしている。
イは『芸術』で『普遍的な真実(A)』を目指している。
これじゃあ、科学者も芸術家も困っちゃうね。
主語と目的語がねじれていることに気づけるかな?」

【正解】ウ 

塾長
塾長

「科学=みんな同じ」「芸術=人それぞれ」。この大原則が逆になっていたら、配線ミスです。


第5問:都市と地方

<例題>

**都市(A)**での生活は、利便性は高いが、人間関係は「希薄」になりがちで孤独を感じやすい。**地方(B)**での生活は、不便さはあるが、地域コミュニティの結びつきが「濃密」で、互いに干渉し合う側面もある。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: 都市は多くの人が集まる場所であるため、人間関係が濃密になり、互いに助け合うコミュニティが形成されやすい。
  • イ: 地方は自然豊かで利便性が高いため、人間関係の煩わしさを避けて一人で静かに暮らしたい人に適している。
  • ウ: 都市には孤独という側面があり、地方には干渉という側面があるように、どちらの生活にも一長一短がある。

【作成者の視点(心の声)】
「アは『都市』なのに『濃密(B)』。
イは『地方』なのに『利便性が高い(A)』。
都市に地方の良さを、地方に都市の良さを勝手にプレゼントしないでくれ。現実はそう甘くない」

【正解】ウ 

塾長
塾長

「人が多いから関係が濃い」というのは常識的な推測ですが、本文(都市=希薄)とは逆です。


第6問:小説と映画

<例題>

**小説(A)**は、文字情報から読者が想像力を膨らませて映像を補完する「能動的」なメディアだ。**映画(B)**は、具体的な映像と音が与えられるため、観客はそれをただ受け取る「受動的」な側面が強い。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: 小説は、詳細な情景描写が書かれているため、読者は受け身のままでも鮮明な映像を頭に浮かべることができる。
  • イ: 映画は、映像と音がすでに完成されているため、観客が自ら想像力を働かせる余地は小説よりも少ない。
  • ウ: 映画は、観客が能動的に映像を解釈する必要があるため、小説よりも想像力を必要とするメディアである。

【作成者の視点(心の声)】
「アは『小説』を『受け身(B)』にしている。
ウは『映画』を『能動的(A)』にしている。
メディアの特性をあべこべにしたよ。『文字=想像』『映像=受容』というペアを守りなさい」

【正解】イ 

塾長
塾長

「小説=自分で作る」「映画=与えられる」。この役割分担を間違えないでください。


第7問:批判と称賛

<例題>

**批判(A)**は、相手の欠点を指摘することで、改善を促し「成長」させるきっかけになるが、自信を喪失させるリスクもある。**称賛(B)**は、相手の長所を認めることで、「自信」を持たせる効果があるが、現状に満足させてしまうリスクもある。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: 批判は、相手の長所を見つけて指摘することで、成長を促す重要なコミュニケーションである。
  • イ: 称賛ばかりしていると、相手は自信を失い、成長の機会を逃してしまう可能性がある。
  • ウ: 批判には相手を成長させる側面がある一方で、称賛には相手を現状に安住させてしまう側面がある。

【作成者の視点(心の声)】
「アは『批判』なのに『長所(B)』を見ている。
イは『称賛』なのに『自信を失う(A)』になっている。
薬の効能と副作用を書き換えたカルテみたいなものだ。こんな処方箋を出したら大変なことになるよ」

【正解】ウ 

塾長
塾長

Aの良い点・悪い点、Bの良い点・悪い点。この4つの要素を正しく整理しないと、配線ミスに引っかかります。


第8問:外来語と和語

<例題>

**外来語(A)**は、新しい概念を正確に取り入れるのに適しているが、冷たく「機能的」な印象を与える。**和語(B)**は、古くからの情緒や感覚を伝えるのに適しており、柔らかく「感性的」な響きを持つ。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: 和語は、新しい概念を柔らかい響きで表現できるため、最先端の技術を説明するのに最も適している。
  • イ: 外来語は機能的な言葉であるため、日本人の繊細な感情や情緒を表現する際には、和語よりも適している場合がある。
  • ウ: 新しい情報を伝えるには外来語が適しているが、微妙なニュアンスや感情を伝えるには和語の方が適している。

【作成者の視点(心の声)】
「アは『和語』で『新しい概念(A)』を説明させようとしている。
イは『外来語』で『情緒(B)』を語らせようとしている。
適材適所だ。大工道具で手術はできないし、メスで家は建たない」

【正解】ウ 

塾長
塾長

「カタカナ語=新しい・冷たい」「ひらがな語=古い・温かい」。このイメージの対比を掴んでください。


第9問:プロセスと結果

<例題>

日本の学校教育は、頑張ったという**プロセス(A)を評価する傾向がある。しかし、ビジネスの世界では、どれだけ利益を出したかという結果(B)**のみが評価される。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: 日本の学校教育では、どれだけ良い点数を取ったかという結果が重視され、頑張りなどは考慮されない。
  • イ: ビジネスの世界では、いくら利益を出しても、そこに至るまでのプロセスが正しくなければ評価されない。
  • ウ: 学校では努力の過程(プロセス)が評価されるが、社会に出ると具体的な成果(結果)が求められるという違いがある。

【作成者の視点(心の声)】
「アは『学校』を『結果主義(B)』にした。
イは『ビジネス』を『プロセス主義(A)』にした。
これは現実社会でもよくある誤解だね。でも本文には明確に『学校=プロセス』『ビジネス=結果』と書いてある。自分の理想を混ぜるな」

【正解】ウ 

塾長
塾長

AとBの「評価基準」が入れ替わっていないか。主語と述語のねじれをチェックしてください。


第10問:記憶と記録

<例題>

**記憶(A)**は、時間とともに薄れたり美化されたりする「曖昧」なものだ。**記録(B)**は、文字やデータとして固定されるため、時間が経っても変わらない「正確」なものだ。

問:本文の内容と合うものを選べ。

  • ア: 人間の記憶は、ビデオテープのように過去の出来事を正確に保存し、いつでも鮮明に再生することができる。
  • イ: 記録に残されたデータは、書いた人の感情によって時間とともに美化され、内容が変化してしまうことがある。
  • ウ: 記憶は主観的で変化しやすいが、記録は客観的で固定されているという性質の違いがある。

【作成者の視点(心の声)】
「アは『記憶』を『正確(B)』と言っている。
イは『記録』を『変化する(A)』と言っている。
『記憶にございません』と言う政治家がいるだろう? 記憶は当てにならない(A)んだよ。記録(B)だけが証拠になる」

【正解】ウ 

塾長
塾長

「人間(記憶)=変化する」「機械(記録)=変化しない」。この対立構造を見抜けば、アとイの矛盾が一瞬で分かります。


まとめ:「AはBだ」になっていないか?

いかがでしたか?
10問解いてみて、作成者がいかに巧妙に**「AとBのパーツを入れ替えている」**かが分かったと思います。

論説文の選択肢を見るときは、以下の手順で「検品」を行ってください。

1.主語を見る。(Aの話か? Bの話か?)
2.述語(特徴)を見る。(それはAの特徴か? Bの特徴か?)
3.もし「Aは、(Bの特徴)だ」となっていたら、それは配線ミス(不正解)です。

この「検品作業」ができるようになれば、どんなに難しいテーマの文章でも、騙されることはありません。

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