ちょっと待った!よくある『夏期講習7日間コース』本当に偏差値上がるの?

教室見学

7月8日(土)

さあ!いよいよ夏休みまであと少し。

「部活も終了し、これから本格的に夏期講習の塾を選ぶぞ!」

という中3生受験生も多いです。

そこで今回は、夏期講習選びのポイントについてお話しさせてもらいます。

中3受験生にとって、夏期講習の塾選びは本当に大切です。

夏に失敗をしてもらいたくないので、ぜひ参考にして下さい!

『夏期講習7日間コース』・『夏期集中10日間コース』って何?

夏期講習の塾選びで一番気をつけてもらいたいのが、

集団塾でも個別指導塾でもよく耳にする

『夏期講習7日間コース』とか『夏期集中10日間コース』とかいうもの。

何となくコンパクトでお手軽な感じがして、

ついつい申し込みたくなりますよね。

しかし、

その中身に注意してもらいたいんです。

『夏期講習7日間コース』の数学カリキュラム

たとえばある塾が実施している『夏期講習数学7日間コース』の中身を見てみましょう。

授業内容
1日目 文字式・方程式・確率 
2日目式の計算
3日目連立方程式①
4日目連立方程式②
5日目1次関数①
6日目1次関数②
7日目平行線と角
※夏期講習例

どうでしょうか?

「え? プロの先生たちが考えているカリキュラムなんだから、別に問題ないですよね・・・。」

って思いましたか?

じつはこのカリキュラムには、多くの問題点があるんです。

問題点1:限られた回数のうち、なぜ『連立方程式』を2回もやるのか?

それでは、この夏期講習カリキュラムの問題点について確認していきましょう。

まず1つ目は、

「なぜ7回しかない夏期講習のうち、連立方程式を2回もやるの?」

ということ。

東京都の場合、

都立高校入試で、『連立方程式』の出題は『大問1』に出てくる計算問題だけ。

さらに、2回やるということは、

おそらく『連立方程式の文章問題』もやるつもりなのでしょうか?

しかし、都立高入試では『連立方程式の文章問題』は出題されません!

1つ目の問題点は、

「7回しかない夏期講習の中に入試に出題されない単元をなぜ入れるのか?」

ということです。

問題点2:『平行線と角』で終わらせていいのか?

続いて、『関数』に2回分の授業。

関数は『大問3』と『大問1』の計算の中にも出題されるので、これはいいでしょう。

しかし、問題は最後の授業です。

大問4にあたる『平面図形』の授業が1回分しかありません。

しかも、その単元が『平行線と角』で終わっているということ。

『三角形の合同証明』の単元が、夏期講習のカリキュラムに含まれていない!

これでは、

9月以降の『Vもぎ』で出題される『三角形の合同証明』の問題に、生徒たちはどう対応すればいいのでしょうか?

問題点3:『空間図形』の授業がない

さらに、この夏期講習カリキュラムでは、

9月以降の『Vもぎ大問5』で出題される『空間図形』にはまったくふれていません。

じつはこの『大問5の問1』の問題は、しっかり指導してあげれば十分に得点できる問題なんです。

しかし、その対策が夏期講習のカリキュラムに含まれていません。

『夏期講習』の目的は何なのか?

どうでしょうか?

『夏期講習7日間コース』、

広い教室に生徒を詰め込んで、次から次へと進めていく授業で本当に理解できるのか?

という問題の他に、

カリキュラム自体にもこれだけの問題点が含まれているんです。

それではなぜ、このような夏期講習カリキュラムをつくるのか?

いちばんの問題は、

それぞれの塾が「夏期講習の目的をどう考えているのか?」ということなんです。

じつはこれ、

〇『夏期講習は、総復習をすることが目的。』

〇『夏期講習は、9月以降の模試で偏差値を上げることが目的。』

この考え・方針の違いなんです。

そして、

『夏期講習数学7回コース』などをやっている塾の多くが、

夏期講習は、総復習をすることが目的と思っているんです。

初めから9月の『Vもぎ』で偏差値を上げることを目的にしていない。

だから、「夏期講習の成果は、すぐには出ませんから。」などと平気で言ったりします。

『夏期講習7日間コース』の一番の問題点は?

『夏期講習は、総復習をすることが目的。』

もちろん、このこと自体には何の問題もありません。

それぞれの塾が、信念をもってやっていけばいい。

しかし、一番の問題点は、

「この『夏期講習7日間コース』は総復習をすることが目的で、

 9月以降の『Vもぎ』では偏差値が上がることを期待できない。」

ということを、受講する生徒や保護者にしっかり説明しているか?ということです。

この講習を受けた生徒が、9月の模試を受けたときの気持ちをどう考えるか。

「僕の頑張りが足りなかったんだ・・・。」

などと言って、自分を責めないで!って言ってあげたいです。

9月の『Vもぎ』で偏差値を上げることを目的とする夏期講習は?

私たちの教室では、

例えば『大問3』の関数の問題対策として

まずは関数の基本を復習したあと、

実際に過去の『大問3』問題を授業や自習でひたすら繰り返し解いていきます。

このファイルには、

『大問3』の関数の過去問題が山のようにファイルされています。

生徒たちはこのファイルから過去問を取り出し、

何度も問題演習を繰り返します。

そうです。この繰り返しの演習こそがとっても大切なんです。

だから、わたしたちの夏期講習は7日間では終了しません。

しっかり1カ月半をかけて、

9月『Vもぎ』で結果を出すことを目的に勉強を積み重ねていきます。

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ということで、いよいよ『夏期講習』が始まります!

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